ジョン・カーター(3D・字幕版) [洋画レビュー]
「ジョン・カーター(3D・字幕版)」
(監督:アンドリュー・スタントン)
Blu-ray&DVD発売決定との事なので、アップし損ねていたレビューをば・・・・。
1881年、ニューヨークに暮らすエドガー・ライス・バローズ(ダリル・サバラ)は、叔父のジョン・カーター(テイラー・キッチュ)から急を知らせる電報を受け、叔父宅に駆けつけるが既に彼は亡くなっていた。バローズは叔父の莫大な財産と共に、一冊の日記を受け取る。バローズ以外には読ませるなという遺言の日記は、13年前の驚くべき冒険の記録であった。
日本では(日本で“も”!?)やっぱり興行キツかった今作ですが、なかなかどうして、異世界描写も素晴らしい快作と言っていいんじゃないだろうか。アクション・ファンタジー作品として、ガジェットもクリーチャーもいろいろあって楽しい!
心配していたデジャー・ソリス役のリン・コリンズは、こちらが見慣れたからか(爆)意外と普通に見られた。逆にテイラー・キッチュが微妙だったかな。あの髪型が過酷なバルスーム環境に合ってない気がして・・・・19世紀の米国からの繋がりがあるから仕方ないのかな。ただ異世界的コスチュームはもう少しカッコ良くしてもらいたかったが(笑)。
ワタシは以前書いたように原作を読んでいるのだが、あんまり記憶が定かではないw 合本で読んだから余計にボケてるのかも・・・・(合本はそれ以前の1〜3巻が一冊になったもの)。単純に映画として観た時、バルスームの話の流れは何となく成り行きまかせな感じではありますね。この辺りはやっぱり100年前の牧歌的な原作の雰囲気が影響してるのかなぁ・・・・。異世界美術やクリーチャーが楽しいだけに、中盤でもう一段盛り上がりがあったらもっと面白かったと思うんだけど。
特に緑色人に2種類、赤色人に2種類の勢力があって、更にサーク族というつかみ所のない勢力があって、見た目じゃ敵味方が分かり辛いってのも問題だよなぁ。小説だと見た目の事は関係ないからいいけど、映画だとどうしても観ている方が混乱してしまう。ホントはこういう世界観で勝負するような物語だと、赤色人VS緑色人的な簡単な物語の方が向いてるんだけどね〜(笑)。それじゃ「火星のプリンセス」にならないよな(爆)。
膨大な赤字が見込まれていた今作だけど、Worldwideで2億8,200万ドル余りを稼いだので赤字幅はだいぶ減ったんじゃないかなぁ・・・・Domesticは7,288万ドルしか稼げなくて惨敗だったけどねぇ(爆)。評価もそれほど良くなかったので、アンドリュー・スタントン監督が画策していた三部作って話は無理かもねぇ・・・・。
しかしおもちゃとか全然ないんだね。それが一番売れなかった要因なんじゃないの?いやマジで。ウーラ(犬みたいなヤツね)のフィギュアとか欲しかったわぁ(爆)。
(監督:アンドリュー・スタントン)
Blu-ray&DVD発売決定との事なので、アップし損ねていたレビューをば・・・・。
1881年、ニューヨークに暮らすエドガー・ライス・バローズ(ダリル・サバラ)は、叔父のジョン・カーター(テイラー・キッチュ)から急を知らせる電報を受け、叔父宅に駆けつけるが既に彼は亡くなっていた。バローズは叔父の莫大な財産と共に、一冊の日記を受け取る。バローズ以外には読ませるなという遺言の日記は、13年前の驚くべき冒険の記録であった。
日本では(日本で“も”!?)やっぱり興行キツかった今作ですが、なかなかどうして、異世界描写も素晴らしい快作と言っていいんじゃないだろうか。アクション・ファンタジー作品として、ガジェットもクリーチャーもいろいろあって楽しい!
心配していたデジャー・ソリス役のリン・コリンズは、こちらが見慣れたからか(爆)意外と普通に見られた。逆にテイラー・キッチュが微妙だったかな。あの髪型が過酷なバルスーム環境に合ってない気がして・・・・19世紀の米国からの繋がりがあるから仕方ないのかな。ただ異世界的コスチュームはもう少しカッコ良くしてもらいたかったが(笑)。
ワタシは以前書いたように原作を読んでいるのだが、あんまり記憶が定かではないw 合本で読んだから余計にボケてるのかも・・・・(合本はそれ以前の1〜3巻が一冊になったもの)。単純に映画として観た時、バルスームの話の流れは何となく成り行きまかせな感じではありますね。この辺りはやっぱり100年前の牧歌的な原作の雰囲気が影響してるのかなぁ・・・・。異世界美術やクリーチャーが楽しいだけに、中盤でもう一段盛り上がりがあったらもっと面白かったと思うんだけど。
特に緑色人に2種類、赤色人に2種類の勢力があって、更にサーク族というつかみ所のない勢力があって、見た目じゃ敵味方が分かり辛いってのも問題だよなぁ。小説だと見た目の事は関係ないからいいけど、映画だとどうしても観ている方が混乱してしまう。ホントはこういう世界観で勝負するような物語だと、赤色人VS緑色人的な簡単な物語の方が向いてるんだけどね〜(笑)。それじゃ「火星のプリンセス」にならないよな(爆)。
膨大な赤字が見込まれていた今作だけど、Worldwideで2億8,200万ドル余りを稼いだので赤字幅はだいぶ減ったんじゃないかなぁ・・・・Domesticは7,288万ドルしか稼げなくて惨敗だったけどねぇ(爆)。評価もそれほど良くなかったので、アンドリュー・スタントン監督が画策していた三部作って話は無理かもねぇ・・・・。
ジョン・カーター DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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ジョン・カーター 3Dスーパー・セット(3枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]
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ジョン・カーター ブルーレイ(2枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]
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>カズユキさん
nice!ありがとうございます。基本的には面白い映画だったと思うのですが、古典的な内容でもあり、突出した魅力を獲得出来なかったのが興収に出てしまったような気がします。Blu-rayなどで家庭で鑑賞するのにはオススメしたいですね〜w
by tomoart (2012-06-13 23:45)