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20周年555(ファイズ)は、やや雑な出来…でもやられちゃった笑。 [邦画レビュー]

「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」(監督:田崎竜太)
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観れないかな、と思っていたが何とか鑑賞。『Vシネクスト』ということで、オリジナルビデオ作品を限定上映する、最近のアニメ作品(「ガンダムオリジン」とか「リメイクヤマト」式)に似た発表形態。

TV版の完全な続編ということですが、私はテレビシリーズとその後のパラレル世界の映画版をリアタイ視聴はしたものの、その後特に復習もせずに鑑賞した形になります。でも当時は結構555は好きな作品でしたね。555は平成ライダー4作目。前年が龍騎で翌年がブレイドでした。

上映時間が65分と映画としては中途半端に短く、観た感じ制作費もかなりコンパクトそう。それでも磐梯さんのご要望もあるのでしょう、新しいファイズやカイザ、そして新ライダーのミューズ(なぜ666?笑)や新オルフェノクなど新しいスーツを作る必要があり、その他の制作費はかな〜りキツかったことが想像できます。お陰で細かい表現がとにかくチープ…仕方ないことですが。

ただ私がそれより気になったのは脚本の酷さ。短い尺でいろいろ盛り込むのは大変だと思いますが、それにしても(短いからこそ)背骨が通った話にして欲しかった。巧(半田健人)の心の揺れの描写は納得性がなかったし、胡桃玲菜(福田ルミカ)の扱いも雑。

演出に関してもナゾなところが多かった。胡桃隊長は何が恥ずかしかったのか。草加(村上幸平)と真理(芳賀優里亜)のキス未遂のベタさ加減。巧と真理の✕✕シーンも、一体何考えて演出してるのか。何となく「ライダーだから」っていうお約束みたいなものが見え隠れしている。20年前の作品の続編を劇場まで観に来るのなんて大人しかいない。制作費がないのは仕方ないけど、もう少し大人が観た時に恥ずかしくないものにして欲しかった。

かように作品としては三流な出来だったが…結局最後に巧が装着するアレとか、最後のオートバジンとかにメチャクチャ気持ちを持ってかれて感動しちゃいました汗。そこだけなんだけどさ、まぁ時間も短いからそれだけでなんか納得しちゃうというか。でも制作側はこれで納得して欲しくないよなぁ…


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哀愁漂う人間ドラマ、「シン・仮面ライダー」は最高のライダー映画! [邦画レビュー]


「シン・仮面ライダー」(監督:庵野秀明)

本日(2023.04.11)に二回目の鑑賞。以前当映画に関して懸念を表明しましたが、杞憂だったと言っていいでしょう。「シン・仮面ライダー」は、ヲタク受けもありつつ、全体を見れば一般にも十分受け入れられる、面白い作品です!

なぜ一般人にも受け入れられると思うのか。それはストーリーがしっかりしているからです。そしてエンタテインメント映画として、とてもわかり易いストーリー運びになっていました。また、本郷猛(池松壮亮)や緑川ルリ子(浜辺美波)らの熱演もあって、キャラクターの感情の動きがよく出ていて、ドラマの魅力も感じられます。

「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」ではほとんど感じられなかったキャラクターの感情の動きが、なぜ今作ではしっかり感じられるようになっているのか。他の「シン〜」作品に比べて登場人物が限られているから、ということはあるでしょう。それ以上のことは庵野監督にしかわかりませんが、少なくとも監督が感情の動きを意図的に描こうとしているのは間違いありません。

なぜなら今回、単独人物が正面を向いてバストアップでしゃべるシーンが非常に多いからです。その人物にスポットを当て、その人が何を考え何を感じているのかを真摯に描こうとしている。それが強く印象に残りました。これはゴジラやウルトラマンでは感じられなかった描写でした。

もちろん残念なところもあります。一つは懸念通り、ややリアリティを欠く部分があったこと。サイクロン号の変形や、飛翔が最たる部分でしょうか。この辺りはヒーロー物に慣れていない一般客からしたら、失笑物ではあると思います。しかし、ライダースーツはショッカーがつくったものという設定(個人が用意したものではない)であること、政府の組織がバックアップすること(クウガと連携する警察みたい)など、リアリティへの一定の配慮があったことは良かったと思います。

また「シン・ウルトラマン」で指摘した弱点との共通性もありました。位置関係が全くわからないこと、テレビの話をつなげたようなストーリー。ただこれも見ていると全く気になりませんでした。

位置関係がわからない(どこにいるのかわからない)ことが気にならなかったのは、これも登場人物が固まって行動していること、そして等身大の人物しか登場しないので規模感が肌感覚でわかること、その辺りがキーで気にならなかったのかな、と思います。

そして数珠つなぎのストーリーに関しては、ちゃんとラスボス・蝶オーグ(森山未來)に向けた全体の話の流れがあったことと、各ストーリーに変化や強弱が付いていて飽きさせない仕掛けがあったことが効いていたと思う。

ラストシーンの一連の流れは、石ノ森章太郎が描いた漫画版「仮面ライダー」の流れを踏襲していて、知っている人には感涙モノです。でも全く知らなくても問題ありません。十分エモーショナルなラストシーンだと感じられるはずです。

賛否両論と言われている今作ですが、多分多くの観客が満足していると思います。こういうものは、批判する人の声がどうしても大きくなってしまいますから。

「シン・シリーズ」も過去三作を見てきた人たち、特に「仮面ライダー」というコンテンツに思い入れがある人たちが、自分たちが勝手に抱いた過剰な期待を裏切られたことで批判をしているように見受けます。そんなごく一部の人たちのために、この良作が興行的に潰れてしまうのはとても残念です。

私の見立てでは、映画としての魅力は「シン・ウルトラマン」より何倍もあります。確かに巨大怪獣が暴れまわる作品の方が画面映えは期待できるでしょう。コンテンツとしての「仮面ライダー」にはそういった派手なものは期待できないかもしれません。それでも今作は見れば十分に面白いし楽しめます。

もしちょっとでも気になっているのなら…ぜひ劇場でご覧になることをお薦めします!

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ガメラ 2015(Trailer)は実質的なガメラ4。 [邦画レビュー]

ずいぶん古い動画になってしまいましたが…皆さんはこれ、ご存知でしょうか。まずはショート版。



これを見て胸ときめかない平成ガメラ三部作のファンはいないと思います笑。ご存知の通り、金子修介監督の平成ガメラ三部作の最終作「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」は、あまりにもあんまりな形でエンドタイトルを迎え、その後を熱望され続けてきました。

まぁあれはあれ、余韻だとか観客の想像に任せるとか、いろいろな話もあるし、私も含めそうだよな、と一応思っている方は多いと思います。でも続きがあるなら、やっぱりちゃんと映像で見たいんだ!そういう要望は、きっと持っていない人のほうが少ないでしょうね。

2015年は最初のガメラ映画「大怪獣ガメラ」が1965年に公開されてからちょうど50周年ということで、記念サイト(今でも生きている…更新はないけど)がつくられ、2020年の55周年には(コロナ禍でいろいろありましたが)平成ガメラ三部作が一部劇場で4K HDR版としてドルビーシネマ上映を果たすという出来事もありました。

「ガメラ生誕50周年」WEBサイト



そんな2015年にここまでの映像が作られていました。この前半の映像は、明らかに「邪神〈イリス〉覚醒」直後の場面と思われます。そして(平成三部作の設定上、それでは済まないと思われていましたが)プラズマ火球の一射でギャオスの群れを撃退するシーンまでが描かれています。

気になった方は、下のフルサイズ版(と言っても4分ですが)をぜひご覧ください。



後半の新怪獣なども面白そうですが、残念ながらTrailer後に本編がつくられることはありませんでした。とはいえこの映像のお陰で平成三部作に気持ちの決着をつけられた方も多いのではないでしょうか。私もこれはすごくうれしかったな。石井克人監督、ありがとう笑。






U-NEXTなら配信で三作全て見られますよ。

U-NEXT



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「機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙編」を見て [邦画レビュー]

スキャン.jpg「小説ハサウェイ」「水星の魔女」と感想を書いて、ふと「ファーストガンダム」についてあんまりこのブログで書いていないんだよなぁ、と思ったから(なのか!?)、何となくファーストについてちょっと書こうかと。レビューってほどでもないけど…

見直すとなると、誰しも劇場版、となると思う。テレビ版を見るとしても最初の数話だろう。第一話は劇場版とほぼ同じ内容だし、劇場版よりテレビ版のほうが思い入れが強い分、劇場版で書き直されたり追加された“きれいな絵”の部分が逆に違和感を憶えてしまう。だから何となく第一話は時々見たくなるんだよね笑。

だが今見たいと思うファーストガンダムと言えば、やはり劇場版ガンダムⅢ「めぐりあい宇宙」だろう。安彦さんが倒れたあと、悲惨なことになったwテレビ版後半を、本人が改めて描き直したという美麗な戦闘シーンやキャラクターたち。物語はほぼ隅々まで知っているので、どうしても絵を中心に見直すことになってしまう。

特に「めぐりあい宇宙」の冒頭、キャメル艦隊戦ではメカも美しく、そしてアムロのスーパーさが心地よくて、ここだけでも何度も見返してしまう笑。

それから中盤のコンスコン隊戦も、割とテレビ版の荒々しいタッチの絵が多いながら、編集の違いもあるのかリズムが良くて見入ってしまう。合間に入る、かわいく描かれたララァもまた良し笑(女性にはシャアか笑)。

私はアムロに感情移入しがちなので、実はその後のソロモン攻略戦はあんまり見ない。ガンダムのスーパーな戦いぶりとかあんまりないし。ビグザムが美しく描かれていても萌えないんだよなぁ。そしてミライさんの悲恋も、結構微妙だから…

ミライさん、今作の中では四角関係になっていて、割と恋愛は描かれないファーストの中でラブストーリー担当みたいになってしまっているわけですが…
特に映画では時間が圧縮されているからか、スレッガーさんとの接点があまりにも少ない。カムランさんの一件だけで、しかもそれからしばらく時間が経っての急な片思い。これじゃちょっと、いくら私のようなラブコメ好きおじさんでも感情移入できません汗。ほんのちょっとでいいから、ミライさんがスレッガーさんに気持ちを寄せていく場面が描かれていればなぁ、と思ってしまう。

ということで唐突ではありますが、ララァの件も飛ばして、最終決戦のア・バオア・クー戦となります笑。ア・バオア・クー戦で見るのは、私はアムロがテレパシー?でみんなに声を掛けていくシーン以降。ここでホワイトベースのみんなが本当に家族のように集まっていくところが好きでしてね、ええ。そしてそんなみんなの目の前でホワイトベースが壊れていくシーン。みんなにとっては家だったものなわけで、それが爆発していくのは涙なくして見れません…

その中で、多分テレビ版と結構違うのが、アムロとセイラさんの関係じゃないかと思うのです。テレビでは二人の関係はそれほど特筆すべきものではなかった(ように見えた)。でも劇場版と前後して発表された、富野監督が書いた小説版では完全に男女の関係になっているのは御存知の通り。私もその印象が強烈で、それまでTVシリーズを見ていてもあまり感じていなかったセイラさんの魅力に気づいてしまいました笑。

それが反映されたのか、劇場版クライマックスの脱出シーンでは、よく見てみると結構二人どちらもがある程度意識している(より大事に感じている)ように演出されています。そう意識して見ると、実はかなりしっかりと描かれているんですよね。

もちろん劇場版にも『ぼくの好きなフラウ』というセリフはあります。しかし、これはなんというか、言い訳というか餞別というか笑。こういうふうにサクッと言える「好き」、裏表のない(恋愛感情の薄い)好き、なのかな、という感じで聞こえるのです。それも含め、セイラさんとの気持ちの関係性が深くなっているのかな、と思ったんですよね。

決定的なのは、アムロがコアファイターで脱出してランチへと向かうシーン。このシーンをテレビ版と劇場版でよく見比べると、テレビ版では誰に向かっているとも言えないような微妙な方向で近づいていますが、劇場版では明らかにセイラさんに向かっているんです。

そして迎え入れようと手を広げるセイラさん(そこはみんなもですが)。テレビ版ではカイさんが支えてあげています。それに対して劇場版では最初は支えていますが、最後は一歩下がっているんです!これ、二人の気持ちに気がついたカイさんの優しさじゃないですかね!?と個人的に盛り上がっています笑。

もちろん、その後のZガンダム、ZZ、逆襲のシャアに二人の関係は繋がっていないわけですが、富野さんは続編を作ることを嫌がってたのは有名な話で、続編のことは全く考えていなかったと思う。だからファーストガンダムのラストでは、アムロはセイラさんの胸の中に飛び込んでいったんだと、私の中では思っています。
やっぱり強烈なニュータイプであるアムロにとって、その感覚を共有できる人、そして同時にパイロット仲間であって、その面でも話が合うというのは、セイラさんが唯一無二だったんじゃないかな、と思うわけです。

まぁ、これはやや妄想です笑。でも、ファーストガンダムって、ガンダム作品の中で唯一くらいのハッキリとハッピーエンドじゃないですか。主要な仲間はみんな助かって。小説版なんて主人公死んじゃうくらい悲惨なのに笑。
だからこそ、何度も見返したくなる。見返すと、いろいろなことに気づいていく。見方がまたいろいろと変わっていく。それがホントに楽しいです。きっとこれからも何度も見返すんだろうなぁ。
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シン・ウルトラマンは映画になっていない [邦画レビュー]

「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)

シン・シリーズということで世の中的にはかなり期待され、公開後は賛否両論となっている今作。私も公開間もない時期に観に行ったが、なんと言うべきかまとまらなかった。ただ興収も40億円が見えてきたということで、そろそろネガティブなことも書いていいかなと。

つまり以下ほぼネガティブなんで、今作を褒め称えたい人は読まないでください笑。



基本的には『まぁまぁ面白いけど手放しでは褒められない』そしてシン・シリーズとしては三作目にしてかなり評価の落ちる作品という印象。


この作品、庵野作品として見られる語られることが多いと思うが、内容的には明らかに樋口作品。樋口真嗣という人は「NOと言えない」監督なんだろうな…そんな感じで最大公約数的な、みんなの意見をまとめたらこうなりましたみたいな内容という気がする。その中に「シン」であること=庵野秀明が入っているのが良いのか悪いのか。

作品全体のトーンは庵野作品を模して作られている。登場人物の多くが理性的で、描かれる内容は派手なのに、全体を俯瞰して距離を置いた視点から物語が語られている。ところがそんな中で浅見弘子(長澤まさみ)の描写だけ浮いている。ギャグ風味なのだ。これが全体の雰囲気をぶち壊している。

これは「シン・ゴジラ」のカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)と同じ位置づけだが、ゴジラでは後半にならないと登場しないので影響は限定的だったと思う。今回のウルトラマンでは初っ端から浅見が出てくるので、映画全体が落ち着かない。

だいたい長澤まさみがかわいくない。こういう主に男性をターゲットにした映画でヒロインをかわいく撮れないなんて致命傷だと思うのだが…

私見だが、長澤まさみって佇まいで見せる人ではない。割と元気いっぱい活動的で動いているのがかわいい人だと思うので、「シン」としては人選からして間違っている気がするのだが。ここをもう少し理知的で真面目なキャラにして、ギャグ(というかユーモア)担当はメフィラス(山本耕史)に絞ってもっと徹底的にやればよかったんじゃないか?

あと、実は前述のヒロイン問題よりもっと大きい問題が『テレビの4話分を単純につなぎました』みたいな話の組み立てだ。『ウルトラマン登場〜対禍威獣戦』『ザラブ戦』『巨大浅見弘子〜メフィラス戦』『ゼットン戦』このそれぞれがバラバラの物語で、一本貫くストーリーがない(禍威獣がメフィラスの仕掛けだったという話はあったが、言葉だけ)。

公開前にネット民が予想したように『ザラブがメフィラスの手下』だったらもう少し印象が変わったのだが。貫くストーリーがないから、映画全体での盛り上がりがほとんど感じられない。ゼットンの描写にしても、一発くらい火球を発射して、その恐ろしい威力を見せるべきだった。それがないから恐怖感が全く感じられない。予算的にディザスターを描写出来ないなら、そもそもそんなラスボスを設定すべきではない。

いずれにしてもウルトラマンが地球上で活躍したという描写がもう少し必要だ。冒頭の「ウルトラQ」リスペクトを入れるくらいなら、途中にウルトラマンが次々と禍威獣を退治するようなシーンを入れて、ウルトラマンが地球人類に信用されていくシチュエーションを感じさせるべきだった。それがストーリーテリングの基本だと思うのだが。語られている話が全てだと、ウルトラマンがポッと出てきて引っ掻き回して去っていきました、みたいな感じで、話に広がり感がまるでない。

各国の対応などの描写もない、話の中心である禍特対がどの辺りにいるのかの位置関係の描写が全くない、禍特対の日常がほとんど描かれない、バディバディと言う割にはバディで何かする描写もない…この映画には周辺の情報がほとんど出てこないので、腑に落ちないままに見ているからやたらとモヤモヤする。これならザラブの話なんか吹っ飛ばして、この辺りの描写を入れてくれた方が良かった。

つまり私が考える「シン・ウルトラマン」改善策としては、・敵をメフィラスに絞り ・ザラブは大幅縮小しメフィラスの部下に、またはカット ・ゼットン戦もカット!メフィラスをラスボスにしてちゃんと決着をつける ・対禍威獣戦を、簡単ダイジェスト(冒頭のウルQ程度)でいいのであと3〜4回入れ、人間社会の反応を見せる ・禍特対描写をもっと拡大 ・長澤まさみ(てかヒロイン)をちゃんと魅力的に撮る! …等々、でしょうか笑。書き出してみたら多い…

前々から言ってるんですが、樋口真嗣は映画監督やらずに特技監督を専門にした方が良いと思うんだよなぁ。良い人だから(=作家性ゼロ)、周囲が重宝がってるんだろうけど(想像)。監督やらせるなら誰かが守ってあげないと、ちゃんとした映画をつくるのは無理だと思う。今回は東宝(興収・配役)・バンダイ(キャラビジネス)・円谷プロ(予算とウルアイデンティティ)・庵野秀明(ウル愛と作風)に挟まれて、大変だったんだろう。ご愁傷様です…

まぁ、大してデキが良くなくても(失礼)大人向けにつくったヒーロー映画が興収40億いける、っていう実績をつくったのは良かった。子供だましの平成令和ライダーとか平成令和ウルトラマンとかじゃない、大人の鑑賞に耐え得る和製ヒーロー映画がたくさんつくられるようになったら、改めて今作『シン・ウルトラマン』の功績を讃えたいな。
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「機動戦士ガンダムF91」が記憶外に面白かったことなど。 [邦画レビュー]

「機動戦士ガンダムF91」監督:富野由悠季

宇宙世紀0123年。地球連邦の腐敗に対抗すべく『コスモ貴族主義』を掲げてクロスボーン・バンガード(CV)が行軍を始める。連邦軍とCVの戦闘の舞台となったスペースコロニー『フロンティアIV』の高校生シーブック・アノーは妹や友人たち数人のグループで生き延びるために逃げ惑うが、友人のアーサーの死亡を目にし、ほのかな恋心を抱いていたセシリーはCVに連れ去られてしまう。成り行きで連邦軍の戦艦に収容されたシーブックは、母が開発に関わっていたモビルスーツ(MS)ガンダムF91に乗り込みCVとの戦いに巻き込まれていく。

この作品、公開当時(1991年)に劇場で観て以来、再見していなかった。当時の印象としては「大して面白くない」笑。なんだか何もかも古臭い気がした…ような気がする。とにかくパッとしないイメージしか持っていなかったので、30年間、見直そうという気持ちもなかった。

ところが現在絶賛公開中の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の情報を読んでいて、観に行きたいけど時間がなくて行けないなぁ…と思っている時にU-NEXTで今作を発見。ちょっとガンダムに飢えていたことと、いろいろ記事やコメントを読んでいると好意的な感想が散見されていたので「もう一回見てみようかな」という気にさせられた次第。

そうして再見して感じたのがタイトル『記憶外に面白かった』のだ。

なんで公開当時の印象がつまらなかったのかが30年も経ってしまった今では思い出せないので推測するしかない。当時の私は若手社会人で、どちらかというとヲタク趣味から少し遠ざかっていた頃。前作「逆シャア」はアニヲタ全開だった大学時代に観て、こちらもあまり良い印象はなかったが『アムロとシャアの物語の最終章を観た』という時代の一つの区切りを迎えた気分が残っていた。

これでガンダムは終わる。そんな気持ちが醒めやらぬ中の新作発表。富野安彦大河原の大御所が揃って参加してガンダム新章が始まると言われても、どちらかというと反感のほうが先に立っていた。

しかも同時期、OVAではファーストのサイドストーリー「0080」で出渕裕がファースト時代のMSデザインをリニューアルし、「センチネル0079」や「0083」ではカトキハジメがリニューアルするという、ファースト至上主義な私としては『ガンダムはやっぱり一年戦争』という思いを強くしていた時代なのだ。

何故ここで、アムロもシャアも出てこないガンダムを作る必要があるのか。そんなもの、ガンダムである必要がないじゃないか。私としては経済論理で出てきた、いわゆる儲け主義なだけの作品にしか感じられなかったのである。

今となってはガンダムはジャンル化し、もう終わりはなさそうなところに来てしまっているが、当時はそんな風に感じたということ。そんな気持ちで観た今作は、ツッコミどころだけが目について良い印象を持てなかった、というのが今の私が考える当時の状況である。

ところが今のガンダムが広がりまくって何でもあり(宇宙人すら出てくる)な状況の中で素直な目で見た今作は、富野さんが作ったにしてはメッチャわかりやすくてとっつきやすくてサービスも満点な娯楽作だった!(180°変わりすぎ笑)

シーブックがF91に搭乗するところの無理やり加減や、セシリーの気持ちの揺れ動きの描写が粗くてついて行けないなど、ちょっと「むむ!?」と思うところもなくはないが、「Z」や「ZZ」、「Gレコ」なんかよりもよっぽど素直な展開で気持ちの淀みも感じずに最後まで見られた。

確かに「逆シャア」の強烈なMS戦闘シーンよりMS描写が弱く、『バンダイプロモーション』映像としては中途半端な気がするし、全体的に映像の美しさは当時の水準以上ではあるが、すごく素晴らしいとも言えないのが残念ではある。この辺りはギリギリまで企画がTVシリーズの予定で進んでいた弊害なのかもしれない。

あと最後のラフレシアがMS形態でなかったのもラスト盛り上がらない要因だったかもなあ。やっぱどんなに強くても、ロボットアニメマニアはロボ戦じゃないと燃えないんだよ笑。プラモビジネス的にも厳しいよね。「逆シャア」のサザビー人気(言っちゃえばナイチンゲールも)を考えれば尚更。

それでも今作の続編がつくられなかったのが残念に思えるほどの面白さではあった。結局この続きは放棄され、2年後に富野さんは子供が主人公なのに鬱作品という「Vガン」をつくることになるわけで、なんとも悲しい成り行きですなあ…

もちろん「ガンダム」世界の基礎知識が必要ではあるが、一本の単独作品として観ても十分楽しめる今作。機会があればぜひ観て欲しい。特に「閃光のハサウェイ」の先に続いていく物語だしね。
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「JUNK HEAD」はクリエイティビティ刺激しまくりの強烈な映画! [邦画レビュー]

「JUNK HEAD」監督:堀貴秀
ついに来た!一人○役(不明)、一人で映画をつくってしまった堀貴秀監督の作品がついに劇場公開!

人類は永遠の生命を得る代わりに生殖能力を失って○○年…人類の存続のために、地下深くにうごめく人工生命『マリガン』の探査のため、一人の人間が送り込まれようとしていた。マリガンは過去に反乱を起こし、人間とは生活圏を分けていた。そのため、地下調査はかなりの危険が見込まれたのだが…


ということで見てきました!いやいろいろあって見るのが遅れてしまってヤバかったけど…スゴイ!素晴らしい!作品に仕上がってました!

当ブログで初めてこの「JUNK HEAD」の短編版「JUNK HEAD 1」を紹介したのがなんと2014年!もう7年前ですよ…監督、よく死なずに完成させたね…

gaga.ne.jp


一人でストップモーションアニメをつくる、しかも映画の尺で…気が遠くなります。堀監督の執念に拍手です。

ちなみに映画としては結構破綻してます笑。物語は割と行きあたりばったり感があるし、舞台のスケール感がイマイチ伝わりづらいので、画面に出てくる場所がどう繋がっているのか位置関係がよくわからない。最初の世界観の説明も説明不足だし画面に映る文章だけで説明しているので頭に入ってこない。SF脳がある程度ないと、わからないままに進んでしまうのでチンプンカンプンだと思う。

それでもこの作品がスゴイのは、やっぱりほぼ一人で長編映画の長さのストップモーションアニメを完成させてしまったその執着心が画面に横溢していることにあると思う。つまり堀監督の頭の中にあるイメージをそのまま私たちは見ることが出来るというわけ。大手の企業に出資されたわけでもない、他人にあれこれ言われることもない。画面内の全てに統一感がある。堀監督が『これがいいんだ!』と思うものしか映っていない。それこそがこの作品の凄味だと思うのだ。

「JUNK HEAD」は、とにかく堀監督の『センス・オブ・ワンダー』を楽しみ、慈しみ、称賛する作品。だからビジュアルが気に入らないならば観に行かないほうが良い。でもちょっとでも気になる人なら、必ず観ておくべき作品です!その際には監督自ら編集・デザインしたパンフレットを買ってください!パンフレットで儲かったお金が「JUNK HEAD 2」の資金になるらしいので(!!)。

監督のインタビューが読める記事を紹介しておきます!

screenonline.jp


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「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」はスゴイ映画だった! [邦画レビュー]

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」監督:庵野秀明

「シン・仮面ライダー」の製作も発表されて、ますます注目度が高まっている庵野監督。それもこれもエヴァあってこそ。そしてそのエヴァがついに完結を迎えた。

「シン・エヴァ」はものすごい作品である。世の中には二種類の映画しか無い。スゴイ映画か、ふつーの映画である。「シン・エヴァ」はスゴイ映画である、と言える。

世の中には二種類の映画がある。面白い映画か、それ以外か。「シン・エヴァ」は、実はそれほど面白くない笑。なぜならストーリーがあっちに行ったりこっちに行ったりで細切れだからだ。それぞれの細かいシチュエーションは面白い部分もあるが、それが全体のうねりになっているかと言うと『?』なのだ。

面白い映画というのは、わかりやすい種類のところで言うと例えば『スカッとする映画』である。万人にわかるようにお話しが進み、その中でもお話しの起伏があって、ハラハラ・ドキドキさせて、最後は主人公とヒロインが悪を倒して終わる(もしくは恋が成就するとか)、みたいな作品だ。エンタテインメントの王道である。当ブログでは基本的にこういう作品を擁護してきた。若干薄っぺらかろうが、『面白さ』は正義なのだ笑。見ている1時間半の間、確実に楽しませてくれる映画というのは本当に大切なのである。

だが一方でそういった、面白い映画に当てはまらなくても素晴らしい作品はたくさんある。当ブログでも取り上げた「ブレードランナー」、いつだって見たくなる「マトリックス(一作目)」、SF映画永遠の金字塔「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」、バットマン映画の異端「ダークナイト」、いやもしかしたら「伝説巨神イデオン・発動篇」も。今回の「シン・エヴァ」も、この系譜に連なっていくのだろう。

これらに共通するのは、画面の隅々まで横溢する『クリエイティビティ』、SFで言うところの『センス・オブ・ワンダー』である。もっと一般的な言い方をすれば『こだわり』である。一般にはこういうのは映像が綺麗とか、画面の隅々まで気が使われているとか、そんな言い方をされるわけだが、根源的な部分でいうと、世界観の作り込みだと言えるだろう。つまりバックボーンをどれだけ作り込んでいるか。その設定の多さが画面から溢れ出して観客に大いに伝わると、その作品は『スゴイ』と言われ、大体の場合名作認定をされるわけだ。

映像に映る映らないに関わらず、世界観を作り込むと何がいいか。ブレがなくなる。キャラクターの性格設定が細かく設定されていればキャラクターたちが不自然な行動をすることはなくなる。その世界の設定が細かければ、存在すべきものとすべきでないものの区別がはっきりする。画面に映るもの全てに必然性が生まれるわけだ。それが画面に厚みをもたらす。お話しがどんなに荒唐無稽であっても「ありそう」と思わせてくれるのである。

だいぶ話が飛びまくりました笑。「シン・エヴァ」のレビューだったのだった…まぁ前回の『見ました報告』の記事もあるし、もう「シン・エヴァ」についてはこんなもんでいいだろう爆。

ということでそんな「スゴイ作品」として「シン・エヴァ」も忘れられない作品となるだろう。これを劇場で見ずしてどーする!スゴイ映像、スゴイ物語、そしてスゴイラストである(!!!)。もうね、気になるところとかも「まぁいいか!」と思わざるを得ない笑。もしあなたが明日、どこかに3時間の空き時間があるのなら、その時間の過ごし方の一番のオススメはこの「シン・エヴァ」である。万が一『長いからなぁ…』なんてことで躊躇しているのなら、全く長さなんて気にならないから大丈夫!と力強く助言しておこう。

ぜひぜひ、見てみてください!(ちなみに予備知識なくてもスゴさは体感できると思う!)
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劇場版 マジンガー Z / INFINITY [邦画レビュー]

「劇場版 マジンガー Z / INFINITY」(U-NEXT
監督:志水 淳児

TVシリーズの10年後を描く劇場作品。

うん、悪くない…頑張った…悪くない…んだけど…なぁ笑。

全体的には過去作へのリスペクトはスゴイあったと思うし、メカデザインもかなり良いと思う。お陰でプラモデルで「インフィニティズム」というシリーズを生み出したくらいなんだから、これはホント大ヒットだよね。柳瀬敬之おそるべし。

ただ、ストーリーと演出がワタシ的には馴染めなかったなぁ(それ映画の全部やん笑)。多元宇宙的な設定、そして巨大なインフィニティなど、これってどちらかと言うと「ゲッターロボ」じゃん。光子力エネルギーとゲッター線が混同されているような印象だった。

あと残念だったのは機械獣が大量に出てくるところ。劇場作品だし賑々しくしたかったのかも知れないが、あんなに出てきちゃインフレ起こしすぎ。こちとらマジンガーとグレート+αしかいないんだからさー…お陰でアクションが大味すぎでしょ?せいぜい10体とか12体とかで、恐ろしく強くて量産型とかじゃ傷一つつけられません!くらいが良かったよね。そういう強い敵に恐れず向かっていくっていうのがヒーローロボットのロマンじゃんね。

機械獣大量投入したお陰で、街もグチャグチャだしさ。大量殺人が過ぎると、その段階で取り返しがつかないよ。あんまり破壊が過ぎると、人々の敵意とか憎悪とかが気になってしまう。いくらマジンガーの活躍で平和が取り戻せました、なんて言っても、手放しで喜ぶ気になれない。機械獣の数を減らし、インフィニティの破壊を街にせずに富士山が崩壊するとかにすれば良かったのにね。大量殺人はどんなに敵を悪に描く手段だとしても、気持ちの良いものではない。

マシンとしてのマジンガーの描き方もちょっと中途半端なんだよなぁ。いくら撃っても減らないミサイルとかはまぁ原作へのリスペクトだとしてもよ。これも機械獣の量が半端ないから半端なく撃ちまくるので見てる方は笑ってしまう笑。今の映画なんだから、もう少しなんとかならんものか。新しい武器とか出して、減らないミサイルに焦点が当たらないようにしても良かったんじゃね?

ここまで荒唐無稽なのに、なぜか取り敢えず最後の某ヤシマ作戦的演出では胸が熱くなってしまった。大人になった兜甲児や弓さやか、剣鉄也と炎ジュンらに会えたことはやっぱり嬉しい。もりもり博士の遺影にはちょっと泣きそうになった…

まぁ、映画として見ると破綻しているが、プラモのインフィニティズムの原点だしチェックしておくことも大事だよね!そんな感じのイベントムービーです笑。


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機動戦士ガンダムNT [邦画レビュー]

機動戦士ガンダムNT(テレビ放映版)
監督:吉沢俊一


正月にテレビで放送していたのをエアチェック。このブログでも何度か書いているけれど、私は生粋のファースト至上主義。続編含めテレビや映画のガンダムはほとんど見ている(OVAはほとんど見てない)が、やっぱファースト最高!と思っている笑。

いわゆるアナザーガンダム系は好きずきで頑張ってもらえばいいのだが、宇宙世紀ものとなってくるとちょっと見方が厳しくなりがちではある。OVAを除いた宇宙世紀ものを発表順に並べると、
・機動戦士ガンダム(ファースト・UC0079)
・機動戦士Zガンダム(UC0087)
・機動戦士ガンダムZZ(UC0088)
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(UC0093)
・機動戦士ガンダムF91(UC123)
・機動戦士Vガンダム(UC153)※ここまで全て富野由悠季監督
・機動戦士ガンダムUC(UC0096)
・機動戦士ガンダムNT(UC0097)
となる。ここに5月公開予定の「閃光のハサウェイ(UC0105)」が追加されることになる。

Z以降、段々トミノさんに意見する人がいなくなった感、そしてトミノさんが自らいろいろと追い込んでいってしまった感が否めないラインナップ…宇宙世紀ではないがVの後に「∀ガンダム」をつくっているけど、なんだかもう普通に見ていられる作品ではない気がしてしまう(私見です)。

その意味では自分的に大して期待していなかったUCは、納得いかない部分はそれなりにあるものの、割とすんなりと楽しめました。世間的にも評判が良かったようで。

前置きが長くなったが、そんなこともあってNTは結構期待していたのです。ただ劇場公開が少なく、仕事でバタバタしていたために劇場は見逃してしまった…そして今回、やっと見られたという状態です。

で、感想は…いや、劇場で見なくてよかった笑。

大きな問題、それは話がファンタジーですよね?この映画の中で何回「計測不能」みたいな話が出てました?そんなに度々計測不能が出るなんて、もはや科学じゃないよねぇ?フェネクスなんて存在自体がファンタジーだよね?

フクイはニュータイプをファンタジーの域に落としてしまったなぁ、て感じ。

確かに劇中でも触れられるように、逆シャアのラストはファンタジーっぽかった。それは認める。でもホントのラストだけな上にアムロという稀代のニュータイプがサイコフレームの作用で周囲の様々な人を共感させ、アクシズを止めたわけだ。ニュータイプ=意思を拡散させる者という考え方、意思を増幅させる装置としてのサイコフレーム、この辺りはフィクションなのは間違いないが理論的思考を止めるようなことはなかったと思う。

ところがNTでは、サイコフレームは自在に宇宙を飛び回るし、サイコフレームだけでMSは(操縦者なしに)動いちゃうし、ニュータイプは何でも遠隔操作できちゃって地球規模の災害も自在に起こせると言う。これじゃ設定のインフラでしょ?しかもシャアの真似したフロンタルに負けた男がそれだけの能力を発揮しちゃうんですよ?おかしくね?

私はガンダムは『ミリタリーSF』だと思ってるわけです。そりゃいろんな捉え方があると思うけど。でも「リアルロボットものの嚆矢」たるガンダムが、自らリアルを手放しちゃいけないと思うんですよね。フクイは自分に酔っちゃってるんじゃないかね。ヤマトに続いてガンダムもやらせてもらっちゃって。

ヤマトの2199がなぜ受けたか。それは『ロマンアニメ』のヤマトに自衛隊的リアルを持ち込み、現代の基準にアップデートしたからだと思う。ところがフクイの2202ではリアルが後退して元の『ロマンアニメ』に逆戻り。そこが不満が噴出した要因じゃないかと思う。

そして『リアルロボット』であるガンダムをも『ロマンロボ』へと後退させてしまった。

もしかしたら我々は、フクイによる日本アニメの終焉を見ているのではないか…そんな不安を覚える程に残念なデキでした。
閃ハサ、大丈夫かしら…

ps.言いたかないけど作画も今の基準で見るとひどかった!27年ぶりの宇宙世紀が舞台の新作映画だっていうのに、なんでこんな事になっちゃったんだろう…公開規模も少なかったし、元々低予算のTVスペシャル程度の話だったんかなぁ…サンライズにガッカリよ。


それでもNT見たいという奇特な方は笑、U-NEXTですぐ見れますのでどうぞ。

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