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DCエクステンデッド・ユニバース【覚え書き・映画のみ】 [ひとり言]
マーベルやったからDCもやっとくか…でもDCEUはもう終わっちゃったけどね笑。ジェームズ・ガンによるDCUはどうなっちゃうのかな?
ちなみに第一弾となった『マン・オブ・スティール』が、その前につくられた『スーパーマン・リターンズ』を無視したリブート作品となってしまったので、『〜リターンズ』を割と気に入っていた私は見る気を失って以降、DCEU作品は一つも見ていないという結果にw
『マン・オブ・スティール』(2013年公開)
『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年公開)
『スーサイド・スクワッド』(2016年公開)
『ワンダーウーマン』(2017年公開)
『ジャスティス・リーグ』(2017年公開)
『アクアマン』(2018年公開)
『シャザム!』(2019年公開)
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020年公開)
『ワンダーウーマン 1984』(2020年公開)
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021年公開)
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年公開)
『ブラックアダム』(2022年公開)
『シャザム!〜神々の怒り〜』(2023年公開)
『ザ・フラッシュ』(2023年公開)
『ブルービートル (原題)』(2023年公開予定)
『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム (原題)』(2023年公開予定)
ちなみに第一弾となった『マン・オブ・スティール』が、その前につくられた『スーパーマン・リターンズ』を無視したリブート作品となってしまったので、『〜リターンズ』を割と気に入っていた私は見る気を失って以降、DCEU作品は一つも見ていないという結果にw
『マン・オブ・スティール』(2013年公開)
『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年公開)
『スーサイド・スクワッド』(2016年公開)
『ワンダーウーマン』(2017年公開)
『ジャスティス・リーグ』(2017年公開)
『アクアマン』(2018年公開)
『シャザム!』(2019年公開)
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020年公開)
『ワンダーウーマン 1984』(2020年公開)
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021年公開)
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021年公開)
『ブラックアダム』(2022年公開)
『シャザム!〜神々の怒り〜』(2023年公開)
『ザ・フラッシュ』(2023年公開)
『ブルービートル (原題)』(2023年公開予定)
『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム (原題)』(2023年公開予定)
マーベル・シネマティック・ユニバース【覚え書き・映画のみ】 [ひとり言]
見逃しチェック用。と言いながら、ドラマとかが入ってきちゃって見る気があまりしなくなっているのも事実。とは言え、ロバート・ダウニーJrのトニー・スタークだけは最後まで見ないとな…(つまりフェイズ3くらいまで)。その後はまたそれ次第でw
フェイズ1
『アイアンマン』(2008年公開)鑑賞済
『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)鑑賞済
『アイアンマン2』(2010年公開)鑑賞済
『マイティ・ソー』(2011年公開)鑑賞済
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)鑑賞済
『アベンジャーズ』(2012年公開)鑑賞済
フェイズ2
『アイアンマン3』(2013年公開)鑑賞済
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)鑑賞済
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)鑑賞済
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)鑑賞済
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)鑑賞済
『アントマン』(2015年公開)
フェイズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
『ブラックパンサー』(2018年公開)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
『キャプテン・マーベル』(2019年公開)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)
フェイズ4
『ブラック・ウィドウ』(2021年公開)
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年公開)
『エターナルズ』(2021年公開)
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年公開予定)
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年公開)
『ソー:ラブ&サンダー』(2022年公開)
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年公開)
フェイズ5
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年公開)
『マーベルズ』(2023年公開予定)
『Deadpool 3』(2024年公開予定)
『Captain America: Brave New World』(2024年公開予定)
『Thunderbolts』(2024年公開予定)
『Blade』(2025年公開予定)
フェイズ6
『Fantastic Four』(2025年公開予定)
『Untitled Marvel Movie』(2026年公開予定)
『Avengers: The Kang Dynasty 』(2026年公開予定)
『Untitled Marvel Movie』(2026年公開予定)
『Untitled Marvel Movie』(2026年公開予定)
『Avengers: Secret Wars』(2027年公開予定)
未定作品
『Armor Wars』(未定)
『Spider-Man 4』(未定)
『Untitled Eternals Sequel』(未定)
『Untitled Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings sequel』(未定)
『Untitled mutant-centered film』(未定)
Xメン系
─オリジナルシリーズ
『X-メン』(2000年公開)テレビ鑑賞
『X-MEN2』(2003年公開)テレビ鑑賞
『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年公開)鑑賞済
─新シリーズ
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年公開)鑑賞済
『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年公開)鑑賞済
『X-MEN: アポカリプス』(2016年公開)
『X-MEN: ダーク・フェニックス』 (2019年公開)
─ウルヴァリン三部作
『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年公開)鑑賞済
『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年公開)
『LOGAN/ローガン』 (2017年公開)
─デッドプールシリーズ
『デッドプール』(2016年公開)
『デッドプール2』 (2018年公開)
─スピンオフ
『ニュー・ミュータント』 (2020年公開)
ソニピク・スパイダーマン
─実写作品
『スパイダーマン』(2002年公開)鑑賞済
『スパイダーマン2』(2004年公開)テレビ鑑賞
『スパイダーマン3』(2007年公開)テレビ鑑賞
『アメイジング・スパイダーマン』(2012年公開)鑑賞済
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年公開)鑑賞済
─アニメ作品
『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019年公開)
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023年公開)
『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』(2024年公開)
フェイズ1
『アイアンマン』(2008年公開)鑑賞済
『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)鑑賞済
『アイアンマン2』(2010年公開)鑑賞済
『マイティ・ソー』(2011年公開)鑑賞済
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)鑑賞済
『アベンジャーズ』(2012年公開)鑑賞済
フェイズ2
『アイアンマン3』(2013年公開)鑑賞済
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)鑑賞済
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)鑑賞済
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)鑑賞済
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)鑑賞済
『アントマン』(2015年公開)
フェイズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
『ブラックパンサー』(2018年公開)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
『キャプテン・マーベル』(2019年公開)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)
フェイズ4
『ブラック・ウィドウ』(2021年公開)
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年公開)
『エターナルズ』(2021年公開)
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年公開予定)
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年公開)
『ソー:ラブ&サンダー』(2022年公開)
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年公開)
フェイズ5
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年公開)
『マーベルズ』(2023年公開予定)
『Deadpool 3』(2024年公開予定)
『Captain America: Brave New World』(2024年公開予定)
『Thunderbolts』(2024年公開予定)
『Blade』(2025年公開予定)
フェイズ6
『Fantastic Four』(2025年公開予定)
『Untitled Marvel Movie』(2026年公開予定)
『Avengers: The Kang Dynasty 』(2026年公開予定)
『Untitled Marvel Movie』(2026年公開予定)
『Untitled Marvel Movie』(2026年公開予定)
『Avengers: Secret Wars』(2027年公開予定)
未定作品
『Armor Wars』(未定)
『Spider-Man 4』(未定)
『Untitled Eternals Sequel』(未定)
『Untitled Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings sequel』(未定)
『Untitled mutant-centered film』(未定)
Xメン系
─オリジナルシリーズ
『X-メン』(2000年公開)テレビ鑑賞
『X-MEN2』(2003年公開)テレビ鑑賞
『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年公開)鑑賞済
─新シリーズ
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年公開)鑑賞済
『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014年公開)鑑賞済
『X-MEN: アポカリプス』(2016年公開)
『X-MEN: ダーク・フェニックス』 (2019年公開)
─ウルヴァリン三部作
『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年公開)鑑賞済
『ウルヴァリン: SAMURAI』(2013年公開)
『LOGAN/ローガン』 (2017年公開)
─デッドプールシリーズ
『デッドプール』(2016年公開)
『デッドプール2』 (2018年公開)
─スピンオフ
『ニュー・ミュータント』 (2020年公開)
ソニピク・スパイダーマン
─実写作品
『スパイダーマン』(2002年公開)鑑賞済
『スパイダーマン2』(2004年公開)テレビ鑑賞
『スパイダーマン3』(2007年公開)テレビ鑑賞
『アメイジング・スパイダーマン』(2012年公開)鑑賞済
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年公開)鑑賞済
─アニメ作品
『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019年公開)
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023年公開)
『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』(2024年公開)
哀愁漂う人間ドラマ、「シン・仮面ライダー」は最高のライダー映画! [邦画レビュー]
「シン・仮面ライダー」(監督:庵野秀明)
本日(2023.04.11)に二回目の鑑賞。以前当映画に関して懸念を表明しましたが、杞憂だったと言っていいでしょう。「シン・仮面ライダー」は、ヲタク受けもありつつ、全体を見れば一般にも十分受け入れられる、面白い作品です!
なぜ一般人にも受け入れられると思うのか。それはストーリーがしっかりしているからです。そしてエンタテインメント映画として、とてもわかり易いストーリー運びになっていました。また、本郷猛(池松壮亮)や緑川ルリ子(浜辺美波)らの熱演もあって、キャラクターの感情の動きがよく出ていて、ドラマの魅力も感じられます。
「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」ではほとんど感じられなかったキャラクターの感情の動きが、なぜ今作ではしっかり感じられるようになっているのか。他の「シン〜」作品に比べて登場人物が限られているから、ということはあるでしょう。それ以上のことは庵野監督にしかわかりませんが、少なくとも監督が感情の動きを意図的に描こうとしているのは間違いありません。
なぜなら今回、単独人物が正面を向いてバストアップでしゃべるシーンが非常に多いからです。その人物にスポットを当て、その人が何を考え何を感じているのかを真摯に描こうとしている。それが強く印象に残りました。これはゴジラやウルトラマンでは感じられなかった描写でした。
もちろん残念なところもあります。一つは懸念通り、ややリアリティを欠く部分があったこと。サイクロン号の変形や、飛翔が最たる部分でしょうか。この辺りはヒーロー物に慣れていない一般客からしたら、失笑物ではあると思います。しかし、ライダースーツはショッカーがつくったものという設定(個人が用意したものではない)であること、政府の組織がバックアップすること(クウガと連携する警察みたい)など、リアリティへの一定の配慮があったことは良かったと思います。
また「シン・ウルトラマン」で指摘した弱点との共通性もありました。位置関係が全くわからないこと、テレビの話をつなげたようなストーリー。ただこれも見ていると全く気になりませんでした。
位置関係がわからない(どこにいるのかわからない)ことが気にならなかったのは、これも登場人物が固まって行動していること、そして等身大の人物しか登場しないので規模感が肌感覚でわかること、その辺りがキーで気にならなかったのかな、と思います。
そして数珠つなぎのストーリーに関しては、ちゃんとラスボス・蝶オーグ(森山未來)に向けた全体の話の流れがあったことと、各ストーリーに変化や強弱が付いていて飽きさせない仕掛けがあったことが効いていたと思う。
ラストシーンの一連の流れは、石ノ森章太郎が描いた漫画版「仮面ライダー」の流れを踏襲していて、知っている人には感涙モノです。でも全く知らなくても問題ありません。十分エモーショナルなラストシーンだと感じられるはずです。
賛否両論と言われている今作ですが、多分多くの観客が満足していると思います。こういうものは、批判する人の声がどうしても大きくなってしまいますから。
「シン・シリーズ」も過去三作を見てきた人たち、特に「仮面ライダー」というコンテンツに思い入れがある人たちが、自分たちが勝手に抱いた過剰な期待を裏切られたことで批判をしているように見受けます。そんなごく一部の人たちのために、この良作が興行的に潰れてしまうのはとても残念です。
私の見立てでは、映画としての魅力は「シン・ウルトラマン」より何倍もあります。確かに巨大怪獣が暴れまわる作品の方が画面映えは期待できるでしょう。コンテンツとしての「仮面ライダー」にはそういった派手なものは期待できないかもしれません。それでも今作は見れば十分に面白いし楽しめます。
もしちょっとでも気になっているのなら…ぜひ劇場でご覧になることをお薦めします!
ガメラ 2015(Trailer)は実質的なガメラ4。 [邦画レビュー]
ずいぶん古い動画になってしまいましたが…皆さんはこれ、ご存知でしょうか。まずはショート版。
これを見て胸ときめかない平成ガメラ三部作のファンはいないと思います笑。ご存知の通り、金子修介監督の平成ガメラ三部作の最終作「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」は、あまりにもあんまりな形でエンドタイトルを迎え、その後を熱望され続けてきました。
まぁあれはあれ、余韻だとか観客の想像に任せるとか、いろいろな話もあるし、私も含めそうだよな、と一応思っている方は多いと思います。でも続きがあるなら、やっぱりちゃんと映像で見たいんだ!そういう要望は、きっと持っていない人のほうが少ないでしょうね。
2015年は最初のガメラ映画「大怪獣ガメラ」が1965年に公開されてからちょうど50周年ということで、記念サイト(今でも生きている…更新はないけど)がつくられ、2020年の55周年には(コロナ禍でいろいろありましたが)平成ガメラ三部作が一部劇場で4K HDR版としてドルビーシネマ上映を果たすという出来事もありました。
そんな2015年にここまでの映像が作られていました。この前半の映像は、明らかに「邪神〈イリス〉覚醒」直後の場面と思われます。そして(平成三部作の設定上、それでは済まないと思われていましたが)プラズマ火球の一射でギャオスの群れを撃退するシーンまでが描かれています。
気になった方は、下のフルサイズ版(と言っても4分ですが)をぜひご覧ください。
後半の新怪獣なども面白そうですが、残念ながらTrailer後に本編がつくられることはありませんでした。とはいえこの映像のお陰で平成三部作に気持ちの決着をつけられた方も多いのではないでしょうか。私もこれはすごくうれしかったな。石井克人監督、ありがとう笑。
U-NEXTなら配信で三作全て見られますよ。
これを見て胸ときめかない平成ガメラ三部作のファンはいないと思います笑。ご存知の通り、金子修介監督の平成ガメラ三部作の最終作「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」は、あまりにもあんまりな形でエンドタイトルを迎え、その後を熱望され続けてきました。
まぁあれはあれ、余韻だとか観客の想像に任せるとか、いろいろな話もあるし、私も含めそうだよな、と一応思っている方は多いと思います。でも続きがあるなら、やっぱりちゃんと映像で見たいんだ!そういう要望は、きっと持っていない人のほうが少ないでしょうね。
2015年は最初のガメラ映画「大怪獣ガメラ」が1965年に公開されてからちょうど50周年ということで、記念サイト(今でも生きている…更新はないけど)がつくられ、2020年の55周年には(コロナ禍でいろいろありましたが)平成ガメラ三部作が一部劇場で4K HDR版としてドルビーシネマ上映を果たすという出来事もありました。
そんな2015年にここまでの映像が作られていました。この前半の映像は、明らかに「邪神〈イリス〉覚醒」直後の場面と思われます。そして(平成三部作の設定上、それでは済まないと思われていましたが)プラズマ火球の一射でギャオスの群れを撃退するシーンまでが描かれています。
気になった方は、下のフルサイズ版(と言っても4分ですが)をぜひご覧ください。
後半の新怪獣なども面白そうですが、残念ながらTrailer後に本編がつくられることはありませんでした。とはいえこの映像のお陰で平成三部作に気持ちの決着をつけられた方も多いのではないでしょうか。私もこれはすごくうれしかったな。石井克人監督、ありがとう笑。
U-NEXTなら配信で三作全て見られますよ。
「機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙編」を見て [邦画レビュー]

見直すとなると、誰しも劇場版、となると思う。テレビ版を見るとしても最初の数話だろう。第一話は劇場版とほぼ同じ内容だし、劇場版よりテレビ版のほうが思い入れが強い分、劇場版で書き直されたり追加された“きれいな絵”の部分が逆に違和感を憶えてしまう。だから何となく第一話は時々見たくなるんだよね笑。
だが今見たいと思うファーストガンダムと言えば、やはり劇場版ガンダムⅢ「めぐりあい宇宙」だろう。安彦さんが倒れたあと、悲惨なことになったwテレビ版後半を、本人が改めて描き直したという美麗な戦闘シーンやキャラクターたち。物語はほぼ隅々まで知っているので、どうしても絵を中心に見直すことになってしまう。
特に「めぐりあい宇宙」の冒頭、キャメル艦隊戦ではメカも美しく、そしてアムロのスーパーさが心地よくて、ここだけでも何度も見返してしまう笑。
それから中盤のコンスコン隊戦も、割とテレビ版の荒々しいタッチの絵が多いながら、編集の違いもあるのかリズムが良くて見入ってしまう。合間に入る、かわいく描かれたララァもまた良し笑(女性にはシャアか笑)。
私はアムロに感情移入しがちなので、実はその後のソロモン攻略戦はあんまり見ない。ガンダムのスーパーな戦いぶりとかあんまりないし。ビグザムが美しく描かれていても萌えないんだよなぁ。そしてミライさんの悲恋も、結構微妙だから…
ミライさん、今作の中では四角関係になっていて、割と恋愛は描かれないファーストの中でラブストーリー担当みたいになってしまっているわけですが…
特に映画では時間が圧縮されているからか、スレッガーさんとの接点があまりにも少ない。カムランさんの一件だけで、しかもそれからしばらく時間が経っての急な片思い。これじゃちょっと、いくら私のようなラブコメ好きおじさんでも感情移入できません汗。ほんのちょっとでいいから、ミライさんがスレッガーさんに気持ちを寄せていく場面が描かれていればなぁ、と思ってしまう。
ということで唐突ではありますが、ララァの件も飛ばして、最終決戦のア・バオア・クー戦となります笑。ア・バオア・クー戦で見るのは、私はアムロがテレパシー?でみんなに声を掛けていくシーン以降。ここでホワイトベースのみんなが本当に家族のように集まっていくところが好きでしてね、ええ。そしてそんなみんなの目の前でホワイトベースが壊れていくシーン。みんなにとっては家だったものなわけで、それが爆発していくのは涙なくして見れません…
その中で、多分テレビ版と結構違うのが、アムロとセイラさんの関係じゃないかと思うのです。テレビでは二人の関係はそれほど特筆すべきものではなかった(ように見えた)。でも劇場版と前後して発表された、富野監督が書いた小説版では完全に男女の関係になっているのは御存知の通り。私もその印象が強烈で、それまでTVシリーズを見ていてもあまり感じていなかったセイラさんの魅力に気づいてしまいました笑。
それが反映されたのか、劇場版クライマックスの脱出シーンでは、よく見てみると結構二人どちらもがある程度意識している(より大事に感じている)ように演出されています。そう意識して見ると、実はかなりしっかりと描かれているんですよね。
もちろん劇場版にも『ぼくの好きなフラウ』というセリフはあります。しかし、これはなんというか、言い訳というか餞別というか笑。こういうふうにサクッと言える「好き」、裏表のない(恋愛感情の薄い)好き、なのかな、という感じで聞こえるのです。それも含め、セイラさんとの気持ちの関係性が深くなっているのかな、と思ったんですよね。
決定的なのは、アムロがコアファイターで脱出してランチへと向かうシーン。このシーンをテレビ版と劇場版でよく見比べると、テレビ版では誰に向かっているとも言えないような微妙な方向で近づいていますが、劇場版では明らかにセイラさんに向かっているんです。
そして迎え入れようと手を広げるセイラさん(そこはみんなもですが)。テレビ版ではカイさんが支えてあげています。それに対して劇場版では最初は支えていますが、最後は一歩下がっているんです!これ、二人の気持ちに気がついたカイさんの優しさじゃないですかね!?と個人的に盛り上がっています笑。
もちろん、その後のZガンダム、ZZ、逆襲のシャアに二人の関係は繋がっていないわけですが、富野さんは続編を作ることを嫌がってたのは有名な話で、続編のことは全く考えていなかったと思う。だからファーストガンダムのラストでは、アムロはセイラさんの胸の中に飛び込んでいったんだと、私の中では思っています。
やっぱり強烈なニュータイプであるアムロにとって、その感覚を共有できる人、そして同時にパイロット仲間であって、その面でも話が合うというのは、セイラさんが唯一無二だったんじゃないかな、と思うわけです。
まぁ、これはやや妄想です笑。でも、ファーストガンダムって、ガンダム作品の中で唯一くらいのハッキリとハッピーエンドじゃないですか。主要な仲間はみんな助かって。小説版なんて主人公死んじゃうくらい悲惨なのに笑。
だからこそ、何度も見返したくなる。見返すと、いろいろなことに気づいていく。見方がまたいろいろと変わっていく。それがホントに楽しいです。きっとこれからも何度も見返すんだろうなぁ。
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