エイリアン(字幕版) [洋画レビュー]
「エイリアン(字幕版)」(監督:リドリー・スコット)
外宇宙を航行する鉱物貨物船ノストロモ号が正体不明の電波をキャッチした。船長のダラス(トム・スケリット)、航海士ケイン(ジョン・ハート)、航海士リプリー(シガニー・ウィーバー)、航海士ランバート(ヴェロニカ・カートライト)、科学担当アッシュ(イアン・ホルム)、機関士パーカー(ヤフェット・コットー)、機関士ブレッド(ハリー・ディーン・スタントン)の7人の乗員は契約書の内容に則り仕方なくその正体を確認するために発信源に向かう。惑星LV-426に降り立ったノストロモ号は故障のために動けなくなってしまうが、調査にダラス、ケイン、ランバートの3人が発信源の謎の宇宙船へと潜入。化石化した乗員〈スペースジョッキー〉を発見する。更に見つけた小さな縦穴からケインが地下へと潜入すると、卵状の物体が大量に並んだ一室に出る。その中では生物が鼓動していた。一方ノストロモ号では電波の解析をリプリーが進めていたが、どうやらその信号は救難信号のようなものではなく、警告のようだった・・・・。
「エイリアン」である。何も言う事はない(笑)。午前十時の映画祭の一本としてTOHOシネマズ海老名で上映していたので、これは!と思って観て来た。ディレクターズカット版が出ているが今回の上映はノーマル版だし、「ブレラン」みたいにクリアな映像に昇華されてるわけでもないが、改めて大画面で観られるとやっぱり嬉しいね〜。
劇場で観るのはロードショー公開の1979年以来。その時ワタシは中学一年生。同じ79年の夏休みロードショー公開作としては「スーパーマン(米国では1978年公開、日本公開がこの年)」や「銀河鉄道999」などがあった。同じ年にテレビで放送されていたのが「機動戦士ガンダム」だ。
そんな有名作の中で公開された「エイリアン」だが、もちろんこの作品が作られるにあたって最も影響を受けたのは、二年前の1977年に公開された「スター・ウォーズ」だろう。そう考えてみると今作もずいぶん昔の作品だと気づかされるw
話は脱線するが、「スター・ウォーズ」のように次々と続編が作られ公開されると時間の経過は分かりやすい。しかし「エイリアン」シリーズは二作目の「エイリアン2」が作られたのが1986年(「SW5」は1980年)。以降「3」が1992年、「4」が1998年と、全体的にスパンが長い。そして続編といいながらも内容はバラエティ豊かでジャンルまでも飛び越えているのが「エイリアン」シリーズの特徴な訳で、シリーズ化していてもこの最初の「エイリアン」がいつまでも光り輝いているのは、このシリーズ独特の傾向にもあるのだと思う。
既に古典と化している今作だが、改めて見直してみるとやはり素晴らしい!これ以上ない密室でのサスペンスはいやが応にも緊迫感を感じさせるし、7人の人間関係も入り組んでいて描写はそれほど多くないのにドラマ性を感じさせる。今回観ていて初めてダラスとランバートがデキてる臭くてwそれに対してリプリーがいら立ってるのを感じる事が出来た(!)知らなかった・・・・。
もちろんH・R・ギーガー渾身のデザインであるエイリアンやエイリアンシップ、スペースジョッキーなど非人類の文化である事をよく表している上に美しさを感じさせるし、メビウスがデザインした宇宙服はカッチョいいし、ノストロモ号やナルキッソス号も(「スター・ウォーズ」の影響をもろに感じる部分ではあるがw)無骨ながらガジェッターとしてはかなりそそるデザインw この辺りはリドリー・スコットの映像センスと共に画面を充実したものにしてくれている。
それにしてもこれが「ブレードランナー ファイナル・カット」みたいにレストアされて美しくなったらもっといいのになぁ(笑)。さすがに無理な話か。
何にせよまずは来年公開の「エイリアン」シリーズ最新作でありプリクエルとなる「プロメテウス」の公開を待ちたいと思います。(ホント、いい予習になりましたよ笑)
このBlu-rayならディレクターズカット版も観られるようです。デジタルリマスターもかかってるようだけど、どれほどきれいになってるんだろう?
外宇宙を航行する鉱物貨物船ノストロモ号が正体不明の電波をキャッチした。船長のダラス(トム・スケリット)、航海士ケイン(ジョン・ハート)、航海士リプリー(シガニー・ウィーバー)、航海士ランバート(ヴェロニカ・カートライト)、科学担当アッシュ(イアン・ホルム)、機関士パーカー(ヤフェット・コットー)、機関士ブレッド(ハリー・ディーン・スタントン)の7人の乗員は契約書の内容に則り仕方なくその正体を確認するために発信源に向かう。惑星LV-426に降り立ったノストロモ号は故障のために動けなくなってしまうが、調査にダラス、ケイン、ランバートの3人が発信源の謎の宇宙船へと潜入。化石化した乗員〈スペースジョッキー〉を発見する。更に見つけた小さな縦穴からケインが地下へと潜入すると、卵状の物体が大量に並んだ一室に出る。その中では生物が鼓動していた。一方ノストロモ号では電波の解析をリプリーが進めていたが、どうやらその信号は救難信号のようなものではなく、警告のようだった・・・・。
「エイリアン」である。何も言う事はない(笑)。午前十時の映画祭の一本としてTOHOシネマズ海老名で上映していたので、これは!と思って観て来た。ディレクターズカット版が出ているが今回の上映はノーマル版だし、「ブレラン」みたいにクリアな映像に昇華されてるわけでもないが、改めて大画面で観られるとやっぱり嬉しいね〜。
劇場で観るのはロードショー公開の1979年以来。その時ワタシは中学一年生。同じ79年の夏休みロードショー公開作としては「スーパーマン(米国では1978年公開、日本公開がこの年)」や「銀河鉄道999」などがあった。同じ年にテレビで放送されていたのが「機動戦士ガンダム」だ。
そんな有名作の中で公開された「エイリアン」だが、もちろんこの作品が作られるにあたって最も影響を受けたのは、二年前の1977年に公開された「スター・ウォーズ」だろう。そう考えてみると今作もずいぶん昔の作品だと気づかされるw
話は脱線するが、「スター・ウォーズ」のように次々と続編が作られ公開されると時間の経過は分かりやすい。しかし「エイリアン」シリーズは二作目の「エイリアン2」が作られたのが1986年(「SW5」は1980年)。以降「3」が1992年、「4」が1998年と、全体的にスパンが長い。そして続編といいながらも内容はバラエティ豊かでジャンルまでも飛び越えているのが「エイリアン」シリーズの特徴な訳で、シリーズ化していてもこの最初の「エイリアン」がいつまでも光り輝いているのは、このシリーズ独特の傾向にもあるのだと思う。
既に古典と化している今作だが、改めて見直してみるとやはり素晴らしい!これ以上ない密室でのサスペンスはいやが応にも緊迫感を感じさせるし、7人の人間関係も入り組んでいて描写はそれほど多くないのにドラマ性を感じさせる。今回観ていて初めてダラスとランバートがデキてる臭くてwそれに対してリプリーがいら立ってるのを感じる事が出来た(!)知らなかった・・・・。
もちろんH・R・ギーガー渾身のデザインであるエイリアンやエイリアンシップ、スペースジョッキーなど非人類の文化である事をよく表している上に美しさを感じさせるし、メビウスがデザインした宇宙服はカッチョいいし、ノストロモ号やナルキッソス号も(「スター・ウォーズ」の影響をもろに感じる部分ではあるがw)無骨ながらガジェッターとしてはかなりそそるデザインw この辺りはリドリー・スコットの映像センスと共に画面を充実したものにしてくれている。
それにしてもこれが「ブレードランナー ファイナル・カット」みたいにレストアされて美しくなったらもっといいのになぁ(笑)。さすがに無理な話か。
何にせよまずは来年公開の「エイリアン」シリーズ最新作でありプリクエルとなる「プロメテウス」の公開を待ちたいと思います。(ホント、いい予習になりましたよ笑)
このBlu-rayならディレクターズカット版も観られるようです。デジタルリマスターもかかってるようだけど、どれほどきれいになってるんだろう?
映画『エイリアン《Classic Alien》』18インチアクションフィギュア
- 出版社/メーカー: ネカ
- メディア: おもちゃ&ホビー
エイリアン/ クラシック エイリアン - ビッグチャップ 7インチ アクションフィギュア
- 出版社/メーカー: Neca
- メディア: おもちゃ&ホビー
今はもうお年ですから無理は言いませんが、3あたりまでは製作のウォルター・ヒルはなんで自分で一本撮ってくれないんだろう、見たいなぁと思ってました…。
by inuneko (2011-11-20 23:39)
プラモのblogも始めたんですね…blog書きばかりして精神的に病んできませんか? あなたの好きなホビージャパンのライターのように親殺しなんてならないように、ちゃんと仕事しましょう。
by NO NAME (2011-11-21 03:28)
>inunekoさん
nice!&コメントありがとうございます。ナルホドね〜、ウォルター・ヒルの「エイリアン」てのもアリですねw リプリーがショットガンを撃ちまくって、酸とか関係なくエイリアンの血が飛び散るようなのが見られそうです(爆)。
>NO NAMEさん
アドバイスありがとうございます。気をつけます。
by tomoart (2011-11-23 05:34)
私があなたの心の中でのブログやが言いたいのは、私が本当にとても好きですあなたのブログを阅覧掲載された。
by グッチ財布 (2012-03-21 10:27)