カウボーイ&エイリアン(字幕版) [洋画レビュー]
「カウボーイ&エイリアン(字幕版)」
(監督:ジョン・ファブロー)
1873年アリゾナ・・・荒野で目覚めた傷ついた男(ダニエル・クレイグ)。自分の名前を含め、全く記憶がなかった。しかし出会った三人の流れ者を一人で叩きのめし、馬や身の回りのものを奪った手管はただ者ではなさそうだった。
ダラーハイドという元軍人(ハリソン・フォード)が支配するうらぶれた町へとやって来た彼は、そこでお尋ね者として保安官に拘束されてしまう。エラという女性(オリヴィア・ワイルド)が何かを伝えようとする中、判事のもとに送られようとしていたその時、青白い光を放ち空を飛ぶ謎の敵が町に攻撃を仕掛けてくるのだった。そして記憶喪失の男が左手にはめている謎の腕輪が同じように光り出す・・・・。
ふーむ、いやそこそこ面白いんだけどね。何だろう。ワタシが西部劇とか全然面白いと思わないのが悪いのか(笑)。何となく今イチ乗り切れなかった・・・・。
話としては、“落としどころ”が見えないのが乗れなかった原因だろうか。エイリアンとの決着がどうなれば勝ちなのかがクライマックス直前までハッキリしない。
早めに落としどころがハッキリすると、それに向けて様々なものが集約されていくのがジグソーパズルのピースをはめていくようにハッキリするんだけど、それがないので色々なエピソードがブツ切れに提示されているように感じる。だから物語の大きなうねりが感じられない。
もう一つは主人公が記憶喪失という事で、今イチ感情移入し辛い事がある。ハードボイルドに決めているのはいいが、やはり序盤のどこかでエモーショナルなシーンがちょっとあればもっと印象は変わったんじゃなかろうか。
エラをちょっとかばう仕草とか、エメット(ノア・リンガー)を助けるとか、カッコ付けるだけじゃなくて裏にある優しさが垣間見えると、主役としてグッと魅力が増したと思うのだが・・・・(中盤以降はそういうシーンが少し用意されてます)。
やっぱりワタシは主人公に感情移入しないと、ストーリーを心底楽しめない性格なんだよなぁ・・・・。
ハリソン・フォードの役は、最初ワル風に出て来るけど中盤以降はなかなかに魅力を増し、役的にはとても良かったので、これで主役が魅力的だったらもっと引き立ったと思うんだけどなぁ・・・・。
ヒロイン的にもちょっとワタシ好みは外れてたし(スミマセン汗)、ガジェッターとしてもエイリアンの側にキャラクター性を感じられなかったのが残念。せめて「ターミネーター4」の各種ターミネーター並みにキャラクターが立ってれば、そこでも楽しめたと思うのだが。
監督がジョン・ファブローって事で、ちょっと期待し過ぎたかしらん・・・・。
やっぱショプロだねぇ(笑)。
(監督:ジョン・ファブロー)
1873年アリゾナ・・・荒野で目覚めた傷ついた男(ダニエル・クレイグ)。自分の名前を含め、全く記憶がなかった。しかし出会った三人の流れ者を一人で叩きのめし、馬や身の回りのものを奪った手管はただ者ではなさそうだった。
ダラーハイドという元軍人(ハリソン・フォード)が支配するうらぶれた町へとやって来た彼は、そこでお尋ね者として保安官に拘束されてしまう。エラという女性(オリヴィア・ワイルド)が何かを伝えようとする中、判事のもとに送られようとしていたその時、青白い光を放ち空を飛ぶ謎の敵が町に攻撃を仕掛けてくるのだった。そして記憶喪失の男が左手にはめている謎の腕輪が同じように光り出す・・・・。
ふーむ、いやそこそこ面白いんだけどね。何だろう。ワタシが西部劇とか全然面白いと思わないのが悪いのか(笑)。何となく今イチ乗り切れなかった・・・・。
話としては、“落としどころ”が見えないのが乗れなかった原因だろうか。エイリアンとの決着がどうなれば勝ちなのかがクライマックス直前までハッキリしない。
早めに落としどころがハッキリすると、それに向けて様々なものが集約されていくのがジグソーパズルのピースをはめていくようにハッキリするんだけど、それがないので色々なエピソードがブツ切れに提示されているように感じる。だから物語の大きなうねりが感じられない。
もう一つは主人公が記憶喪失という事で、今イチ感情移入し辛い事がある。ハードボイルドに決めているのはいいが、やはり序盤のどこかでエモーショナルなシーンがちょっとあればもっと印象は変わったんじゃなかろうか。
エラをちょっとかばう仕草とか、エメット(ノア・リンガー)を助けるとか、カッコ付けるだけじゃなくて裏にある優しさが垣間見えると、主役としてグッと魅力が増したと思うのだが・・・・(中盤以降はそういうシーンが少し用意されてます)。
やっぱりワタシは主人公に感情移入しないと、ストーリーを心底楽しめない性格なんだよなぁ・・・・。
ハリソン・フォードの役は、最初ワル風に出て来るけど中盤以降はなかなかに魅力を増し、役的にはとても良かったので、これで主役が魅力的だったらもっと引き立ったと思うんだけどなぁ・・・・。
ヒロイン的にもちょっとワタシ好みは外れてたし(スミマセン汗)、ガジェッターとしてもエイリアンの側にキャラクター性を感じられなかったのが残念。せめて「ターミネーター4」の各種ターミネーター並みにキャラクターが立ってれば、そこでも楽しめたと思うのだが。
監督がジョン・ファブローって事で、ちょっと期待し過ぎたかしらん・・・・。
やっぱショプロだねぇ(笑)。
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ/オリジナル・サウンドトラック『カウボーイ&エイリアン』
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2050/12/31
- メディア: CD
>inunekoさん
>gorosan5670さん
nice!ありがとうございます。どうですかねぇ、これ。一応Domesticでは興収1億ドル超えたらしいですけど。西部劇って、やっぱりワタシの性に合わないのかなぁ・・・・(考えてみたら性に合わないものはいっぱいあったな笑)。
by tomoart (2011-11-06 02:36)
あなたの文章はとても良くて、私はそれが好きだ
by ルイヴィトンバッグ 激安 (2012-03-21 10:26)