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バイオハザードII アポカリプス [洋画レビュー]

Resident_evil_apocalypse_poster.jpg「バイオハザードII アポカリプス」(監督:アレクサンダー・ウィット)

巨大企業アンブレラの地下研究所が細菌汚染して間もなく、その地上にある街・ラクーンシティでも徐々に汚染が進行していた。事態を収拾・隠蔽するべく、アンブレラはラクーンシティを封鎖。多くの生き残った人々がアンデッドに襲われ、自らもアンデッド化し、間もなくラクーンシティはアンデッドに埋め尽くされてしまった。
その中で生き残るべく奮闘する警察官ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)やニュースキャスターのテリ・モラレス(サンドリーヌ・ホルト)ら一行は、一時の休息を求めて教会へと潜り込む。しかしそこには既にアンブレラの開発した生物兵器リッカーが潜んでおり、交戦状態になってしまう。劣勢のジルたちを助けたのは、教会にバイクごと突っ込んで来て鮮やかにリッカーを屠ってみせたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)だった。

一作目三作目四作目のレビューを書いていたので、いつかはこれも書かないと、と思っていたら、先日テレビ放送していたので見直してみた。

基本的には今作が『アクション映画』としての「バイオハザード」シリーズでは一番魅力的に感じた。クライマックスのまとめ方は今イチ、スカッとしない感じだが・・・・。アリスの教会への突入シーンや、途中のネメシスとの追いかけっこ、クライマックス前のヘリ強奪を仕掛けるシーン(有名なビル壁疾走シーンとか)などなど、アクションの回数も多いし、どれも充実している。

三作目や四作目を思い返すと、やっぱりシリーズ物の難しさを感じざるを得ない。細菌汚染の拡大を描かざるを得ない事が、映画作品としてやれる範囲をどんどん狭くしてしまったのだ。そういう設定上の意味でも今作はちょうどアクション映画としてのバランスが良かったのだろう。

ジルが同行していた同僚警察官のアンデッド化に悲しみながら銃を向けるシーンもちゃんと描けていて良い。三作目のレビューで不満として書いた事が、今作ではちゃんと描かれているのだ。この辺りがマンネリだからと描写を簡素化されてしまうと、気持ち的に盛り上がらない。そういう意味でもよく出来ている。

「バイオハザード」シリーズもミラの発言以降、続編製作の話題が余り聞こえて来ず、五作目を作る気がどれくらい本気なのか分かりませんが、作るならぜひ今作を超える面白さを目指して欲しいと思います。



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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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