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うぐ、金田伊功、墜つ・・・。 [その他情報]

・・・・ザ・ジャパニーズ・アニメーター、金田伊功氏が亡くなりましたか・・・・。
東京新聞(TOKYO Web)
【おくやみ】金田伊功氏死去 アニメーター
『金田 伊功氏(かなだ・よしのり=アニメーター)21日、心筋こうそくのため死去、57歳。奈良県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日お別れの会を開く予定。
 映画「宇宙戦艦ヤマト」「風の谷のナウシカ」など多数のアニメの原画制作に携わった。(共同)』


金田氏と言えば、80年代のアニメブームで最も輝いていたアニメーターの一人。彼のアニメートの素晴らしさは色々あるけど、どう見ても繋がらない(フィルムになった時に動いて見えそうもない)画を繋いでいるのに動いているように見えるところ。これはフルアニメーション(24枚の画を繋いで1秒の動画にする事。ディズニーなどが有名)では考えられない、リミテッドアニメ(日本では8枚の画を繋いで1秒の動画にする事を差す事が多い。日本のテレビアニメはほとんどこれ)の申し子とでも言える表現手法で、これによって従来では考えられなかったダイナミックな動きを表現する事が出来、金田アニメのもう一つの特徴であるパースの強調と相まって、ロボットアニメの作画に革命をもたらしました。
ワタシが一番記憶に残っている金田作画と言えば、富野由悠季監督の衝撃作「無敵超人ザンボット3」。ザンボット3やザンボエースの動きのカッコ良さや、より“らしい”キラー・ザ・ブッチャーの弾けた動きなど、そのアニメートは悲惨なストーリーに対して余りにも際立っていました。
もう一つは同じく富野由悠季監督の「無敵鋼人ダイターン3」。こちらは華やかなストーリーにマッチして、素晴らしい相乗効果をあげていましたね。

いまだ現役としてゲームのムービーなどに参画していたとの事で、まだまだ働ける年齢での急逝は惜しい限り。ご冥福をお祈りいたします・・・・。



もう一つ、超マイナーアニメ「魔境伝説アクロバンチ」のOPもやってました。本編には参加していませんでしたが、確か11話だけ金田氏の弟子(?)の越智一裕氏が作画監督をやっており、その回だけはキャラが下膨れ顔ながら、やたらきれいな作画だったのでしたw
魔境伝説アクロバンチ DVD-BOX

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  • メディア: DVD

タグ:訃報
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