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夜明けのフロスト [小説レビュー]

「夜明けのフロスト」(R・D・ウィングフィールド他) ※光文社文庫

様々な作者の短編を集めた短編集。以下の7編が入っています。
「クリスマスツリー殺人事件(レオポルド警部もの)」エドワード・D・ホック/「Dr.カウチ、大統領を救う(ドクター・カウチもの)」ナンシー・ピカード/「あの子は誰なの?(ノンシリーズ)」ダグ・アリン/「お宝の猿(ダルジール警視もの)」レジナルド・ヒル/「わかちあう季節(探偵シャロン&名無しの探偵もの)」マーシャ・マラー&ビル・プロンジーニ/「殺しのくちづけ(ダイヤモンド警視もの)」ピーター・ラヴゼイ/「夜明けのフロスト(フロスト警部もの)」R・D・ウィングフィールド
表題になっているフロスト警部のものがボリュームも一番あって、短編ながらギリギリフロスト節を感じられる作品となっています。他作品も有名所が多く、クオリティ的には「?」の付くものもあるが(笑)、ミステリー入門編としてはそれなりに良いんではないだろうか(価格も安いし)。

読み終わってから紹介するまでにずいぶん間があいてしまったので細かい話はしないけど、タイトルに惑わされて完全な「フロストもの」だと思って買っちゃうとガックリかもしれないけど、上記のような有名シリーズが少しずつ味わえるので、本選びに迷ったらこれを読んでみるのも一興ではないだろうか。もちろんフロストファンも必携であるw


夜明けのフロスト (光文社文庫)

夜明けのフロスト (光文社文庫)

  • 作者: R・D・ウィングフィールド
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/12/08
  • メディア: 文庫

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