密林の骨 [小説レビュー]
「密林の骨」(アーロン・エルキンズ)早川推理文庫
友人のジョン・ロウとフィルと共に、アマゾン河のジャングル・クルーズに割り込み参加したスケルトン探偵ことギデオン・オリヴァー。何ともひなびた船に乗り込んだ一行は、クルーズの主催者である民族植物学者のアーデン・スコーフィールドとその一行と顔合わせする。周囲のジャングルに潜む凶悪な土着民族、そしてその周囲は麻薬の密売が横行している一帯でもあった。そして不穏な事件が発生する・・・・。
このブログでも「骨の島」「水底の骨」「骨の城」と、大した期間でもないのに既に4冊目の紹介。一時刊行がストップしていてやきもきしたのだが、それも脱して順調に刊行されているのがウレシい。既に次回作が本国では刊行済らしいので、続刊もそうそうにお願いしますw
さて、「密林の骨」であるが、毎度熱々のおしどり夫妻で、ジュリーと一緒に世界を回っているギデオンだが、今回はむさ苦しく男三人の旅行。しかも船に乗っての閉じ込められた空間での話であるが、意外というか何というか、いつも通り楽しくスラスラ読めてしまうのだった(爆)。というか、割と男友達の旅行ってそれはそれでとっても楽しいし、特にこんなジャングル奥地なんて行くとなったら男同士の方が楽しいに決まっている。そういう雰囲気作りがとてもうまい。いかにも登場人物たちが楽しんでいる様子がよく分かるので、こちらも楽しくなって来るのだ。
このシリーズ、既に今までの紹介の中で、探偵小説としてはずいぶんとライトになってしまっている事は何度も書いてきた。そのお陰と言うか、そういうところに余り期待しなくなって来た為に、愛すべきギデオン・オリヴァーというキャラクターに感情移入して読む旅行小説的なノリで十二分に楽しめてしまうのだったw
まぁ、こうなったら、スケルトン探偵シリーズは続く限りフツーに読んでいくんだろうなぁw
友人のジョン・ロウとフィルと共に、アマゾン河のジャングル・クルーズに割り込み参加したスケルトン探偵ことギデオン・オリヴァー。何ともひなびた船に乗り込んだ一行は、クルーズの主催者である民族植物学者のアーデン・スコーフィールドとその一行と顔合わせする。周囲のジャングルに潜む凶悪な土着民族、そしてその周囲は麻薬の密売が横行している一帯でもあった。そして不穏な事件が発生する・・・・。
このブログでも「骨の島」「水底の骨」「骨の城」と、大した期間でもないのに既に4冊目の紹介。一時刊行がストップしていてやきもきしたのだが、それも脱して順調に刊行されているのがウレシい。既に次回作が本国では刊行済らしいので、続刊もそうそうにお願いしますw
さて、「密林の骨」であるが、毎度熱々のおしどり夫妻で、ジュリーと一緒に世界を回っているギデオンだが、今回はむさ苦しく男三人の旅行。しかも船に乗っての閉じ込められた空間での話であるが、意外というか何というか、いつも通り楽しくスラスラ読めてしまうのだった(爆)。というか、割と男友達の旅行ってそれはそれでとっても楽しいし、特にこんなジャングル奥地なんて行くとなったら男同士の方が楽しいに決まっている。そういう雰囲気作りがとてもうまい。いかにも登場人物たちが楽しんでいる様子がよく分かるので、こちらも楽しくなって来るのだ。
このシリーズ、既に今までの紹介の中で、探偵小説としてはずいぶんとライトになってしまっている事は何度も書いてきた。そのお陰と言うか、そういうところに余り期待しなくなって来た為に、愛すべきギデオン・オリヴァーというキャラクターに感情移入して読む旅行小説的なノリで十二分に楽しめてしまうのだったw
まぁ、こうなったら、スケルトン探偵シリーズは続く限りフツーに読んでいくんだろうなぁw
海外ものはたまにしか読まないのですが(しかも相当偏っている)、これはちょっと面白そうですね。
by あきら (2008-08-30 21:00)
>あきらさん
こんばんは。nice!&コメントありがとうございます。
どこら辺を面白そうと思っていただけたか分かりませんがwやはりシリーズ物のお約束もあるので、これだけポンと読むのはちょっと冒険かなぁ。このシリーズをこの本から読んだらどういう感想を持つか、今イチ自信がありません(汗)。ちょっと冒頭でも立ち読みしてみてください・・・・w
by tomoart (2008-08-31 03:13)