スパイダーマン2 [洋画レビュー]
「スパイダーマン2」(監督:サム・ライミ)
人助けを優先する毎日は、ピーター(トビー・マグワイア)からそれ以外の生活を奪っていた。大学では成績が落ち、バイト先で失敗、友人ハリー(ジェームズ・フランコ)や大好きなMJ(キルスティン・ダンスト)とも疎遠になっていた。
そんな中、ピーターが大学の論文の為に出会ったオクタビアス博士(アルフレッド・モリーナ)は画期的なエネルギー装置を発明。お披露目を兼ねた稼働実験を行うが失敗してしまう。その事故によりオクタビアス博士は最愛の妻(ドナ・マーフィー)を失うと共に、自身に取り付けていた操作用アームに内蔵されたA.I.に支配され、人格が変容。ドクター・オクトパスとなってしまう。
ドクター・オクトパスは失敗した実験を続ける為に、資金の確保に銀行に押し入り、ハリーから希少金属を得る為にピーターを付け狙う。その頃ピーターはうまく行かない私生活に嫌気がさすと共に、心の迷いによってスパイダーパワーが薄れてしまうという現象から、人助け=スパイダーマンをやめる事を決めていた・・・・・
一作目は劇場で観たのだが、ちょっとピーターのウジウジ感が合わなくて、二作目は観てなかった。ただ三作目が気になり出したのでチェックしてみた。
いや、確かにお話としては良く出来てる。様々なディテールが有機的に繋がっていて面白い。ただ、やっぱりピーターのウジウジ感は、ワタシは合わないなぁ。ただトビー・マグワイアはホントにこの役にぴったり。顔はお坊ちゃんでヲタク系の顔立ち、体は服着てる時は痩せぎすな感じなのに、脱ぐと筋肉がバッチリついてる。こんなヤツはそういないんじゃないだろうか。七三分けはやり過ぎだと思うけど・・・・w
終盤、迷いを振り切って立ち上がったスパイダーマンが列車を救うシーンでは、お約束とはいえ、やはりグッと来ましたよ。どちらかと言うと、それから先のクライマックスよりもここが気持ち的には一番燃えるね。
こちらもラストシーンでは『次作に続く』という明快なシチュエーションが描かれる。この辺りはコミックを読んでいる米国の観客には、それこそお約束と言えるだろう。三作目はだいぶ忙しい作品になりそうだ。さて、明後日から公開ですが、観に行くかどうか悩みどころですなぁ。
過去の関連記事
スパイダーマン3の予告編が公開されていました。
やっぱりハリウッドはシリーズ物しか無いらしい。
それにしても何で街中を飛び回るスパイディはCG丸出しのまま進歩しないんですかね。質感がいくらリアルになっても、どう見ても人間としては動きの骨格がおかしいんだよなぁ。
※何度かマーベル系のキャラの画像をリンクさせてもらっていたサイト「MARVEL FAN CLUB」が閉鎖されていました。(なので今回のリンクは公式サイト(English)になっています。)画像掲載関係のトラブルかなぁ。マーベルユニバースの説明には良いサイトだったんだけど。関係者様、どうもありがとうございました。
人助けを優先する毎日は、ピーター(トビー・マグワイア)からそれ以外の生活を奪っていた。大学では成績が落ち、バイト先で失敗、友人ハリー(ジェームズ・フランコ)や大好きなMJ(キルスティン・ダンスト)とも疎遠になっていた。
そんな中、ピーターが大学の論文の為に出会ったオクタビアス博士(アルフレッド・モリーナ)は画期的なエネルギー装置を発明。お披露目を兼ねた稼働実験を行うが失敗してしまう。その事故によりオクタビアス博士は最愛の妻(ドナ・マーフィー)を失うと共に、自身に取り付けていた操作用アームに内蔵されたA.I.に支配され、人格が変容。ドクター・オクトパスとなってしまう。
ドクター・オクトパスは失敗した実験を続ける為に、資金の確保に銀行に押し入り、ハリーから希少金属を得る為にピーターを付け狙う。その頃ピーターはうまく行かない私生活に嫌気がさすと共に、心の迷いによってスパイダーパワーが薄れてしまうという現象から、人助け=スパイダーマンをやめる事を決めていた・・・・・
一作目は劇場で観たのだが、ちょっとピーターのウジウジ感が合わなくて、二作目は観てなかった。ただ三作目が気になり出したのでチェックしてみた。
いや、確かにお話としては良く出来てる。様々なディテールが有機的に繋がっていて面白い。ただ、やっぱりピーターのウジウジ感は、ワタシは合わないなぁ。ただトビー・マグワイアはホントにこの役にぴったり。顔はお坊ちゃんでヲタク系の顔立ち、体は服着てる時は痩せぎすな感じなのに、脱ぐと筋肉がバッチリついてる。こんなヤツはそういないんじゃないだろうか。七三分けはやり過ぎだと思うけど・・・・w
終盤、迷いを振り切って立ち上がったスパイダーマンが列車を救うシーンでは、お約束とはいえ、やはりグッと来ましたよ。どちらかと言うと、それから先のクライマックスよりもここが気持ち的には一番燃えるね。
こちらもラストシーンでは『次作に続く』という明快なシチュエーションが描かれる。この辺りはコミックを読んでいる米国の観客には、それこそお約束と言えるだろう。三作目はだいぶ忙しい作品になりそうだ。さて、明後日から公開ですが、観に行くかどうか悩みどころですなぁ。
過去の関連記事
スパイダーマン3の予告編が公開されていました。
やっぱりハリウッドはシリーズ物しか無いらしい。
それにしても何で街中を飛び回るスパイディはCG丸出しのまま進歩しないんですかね。質感がいくらリアルになっても、どう見ても人間としては動きの骨格がおかしいんだよなぁ。
スパイダーマン2プラス1 エクステンデッド・エディション (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: DVD
※何度かマーベル系のキャラの画像をリンクさせてもらっていたサイト「MARVEL FAN CLUB」が閉鎖されていました。(なので今回のリンクは公式サイト(English)になっています。)画像掲載関係のトラブルかなぁ。マーベルユニバースの説明には良いサイトだったんだけど。関係者様、どうもありがとうございました。
「スパイダーマン3」いよいよ公開ですね!私はゴールデンウィークが
終わってから行くつもりです。
「2」も結構おもしろかったです。ドクター・オクトパスが怖くて印象的でした。
このアルフレッド・モリーナは色々な映画でワキとして活躍している人なんですね。
こういうSFでCGを多用している作品でも、役者がうまい人がそろわないと
おもしろい映画にはなりませんね。どんな映画でも、やっぱり最後は役者の持ち味なのかなと思います。
by coco030705 (2007-04-30 07:51)
>coco030705さん
そうですね。俳優さん達がしっかりしている映画は、やっぱり観ている方にも正直に伝わって来ますよね。よく言われる事ですが、スター・ウォーズの第一作目(エピソード4)では、予算が限られていた事もあって登場する役者さんは無名の方が多いのですが、イギリスで撮影していた為にシェイクスピアの舞台などに下積みで出ている、基礎がしっかりした役者さんを安く使えた事で、映画に厚みが出たとの事。アルフレッド・モリーナもロンドン出身で舞台経験も豊富との事で、そういう意味ではやはりイギリスの俳優の層の厚さも感じてしまいます。
by tomoart (2007-05-01 02:40)
>DSilberlingさん
いつもnice!ありがとうございま〜す!コメもお待ちしてますんで〜〜w
お暇な時にお願いしま〜すm(_ _)m
by tomoart (2007-05-02 02:15)