ガサラキ 壱〜四 [漫画レビュー]
「ガサラキ」壱〜四〈完〉(MEIMU) 角川コミックA版
悠久の時の中、脈々と受け継がれて来た嵬(かい)の一族、豪和。今、一千年の間封印されていた伝承の舞を一族の一人、ユウシロウに舞わせる事で力の源たる『餓沙羅鬼(がさらき)』を呼び出そうとしていた。しかし、それと同様の事を指向している国際コングロマリット・シンボル配下のミハルという少女の接触により、不発に終わる。しかし豪和は、嵬の一族として永年保管して来た骨嵬(くがい)を研究して開発した二足歩行兵器・タクティカルアーマーの実戦投入などの力技で、別の角度から餓沙羅鬼に近付こうとしていた・・・。
1998年のアニメを見ていて、(1話を見逃した為)ビデオを残していなかったのだが、気になるアニメだった事もあり、たいして買う気もなかったのだがBookoffで全巻見つけてしまったので買ってしまった。
結果、アニメ版を見たくなった(爆)。
アニメでとにかくワタシ的に面白かったのは、軍事経済シミュレーションとしての側面。終盤の数話は特にそういった側面が強く出たので、とても印象に残っている。
対してマンガ版は、もう一方の側面である伝奇的部分を強く取り上げており、特に参〜四はほとんど過去の話に終始。この伝奇的側面は何と言っても固有名詞が飛び交うし、時代がピョンピョン飛ぶので人間関係が掴み辛いし、またMEIMUの絵が相変わらずヘタなので(爆)人物特定難しいのが分かり辛さに拍車をかけている。
ということで、このマンガ版は「ガサラキ」ファンが趣向を変えて楽しみたい、なんて場合にはいいけれど、これだけで「ガサラキ」本来の面白さを消化しているとは言い難い。やっぱり一番はアニメ鑑賞でしょうw
近くのTSUTAYAにDVD全巻あったので、取り敢えず借りて再鑑賞してみよっ!
ガサラキ公式データサイト(SUNRISE OFFICIAL WEB SITE)
こちらがお題のMEIMU版「ガサラキ」。ま、全4巻なので、コレクションしやすいのはイイですねw
こちらはDVD。レンタルで並んでいたのはこのバラ売りの分のようです。前世紀中に発売されたものなんですね。これは1巻。
こちらは2004年発売のDVD-BOX。好きな方はこれを買われた事でしょう。
ちなみに小説版も全4巻で発売されたようです。その1巻。
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