オルセー美術館展 [その他レビュー]
オルセー美術館展(於:東京都美術館)
オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園
タダ券(またか!)を入手したので、昼休みを利用して会社を抜けて観に行って来た。
洋画の展覧会も学生時代はよく観に行ったものだが、結婚してからはなかなかそこまで食指が伸びず、考えてみればずいぶんご無沙汰だった。
この展覧会、会期は4/8まであるのだが、何故かタダ券の有効期限が3/2までと今週まで。だからなのか、今日も入場制限で30分待ちだった。基本的に行列と言うものがキライなのだが、タダだし仕方ないか(爆)と思い、我慢して入ったのだった。
駅を改築して出来た美術館として有名なオルセーの所蔵美術品の中から選りすぐりの品を紹介する今展の作品数は140点。本当の意味で集中して見られる展覧会の作品数は70〜80点が限界だと思っているので、今回はだいぶ多い。まぁ、美術館開催だとこんなものか。
だからタダ券という事もあり(汗)、だいぶはしょってみてしまった。
今回の展覧会は、一般ピープルにも入りやすい印象派の作品が多い。マネ、モネが特に多い印象。ルノアールも無名作ながら若干枚来ていた。あと有名どころではスーラ、ゴッホ、ゴーギャンなどか。余り突飛なものはなく、まんべんなく観客が付いていたのが印象的だった。
また、今回は写真の作品も何枚か来ており、1800年代の写真のシャープさに驚かされた。これはちょっと嬉しかった。
今回、ワタシの記憶に強く残ったのは、その写真群の素晴らしさと、モネの「アルジャントゥイユの船着場」の美しい雲と樹の影、ブレイトネルの「月光」の恐ろしいほどボリューミーな雲、だった。
有名美術館だけあって、オルセーに関する書籍は幾つもあるようですよ。
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