SSブログ

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] [洋画レビュー]

Fantastic_four_poster.jpgファンタスティック・フォー[超能力ユニット](監督:ティム・ストーリー)

公開時に劇場で観た。

宇宙ステーションでの事故によって、宇宙線を浴びてしまった4人の科学者たち。奇跡的に命は助かったものの、各々が不思議な人間外の能力を持ってしまった。4人はそれを人助けの為に使う事を誓うが、そこに特殊能力を持った5人目が立ちはだかる。

期待通りのデキで、それ以上でもそれ以下でもなく、鑑賞後、映画の内容以上に余りの期待値とのシンクロ状況に満足感を感じてしまった(笑)。

ま、劇場を出て来た時に何かが残るでもなく、見ている間は楽しめるデキで、続編が出来たらまた見てもいいって感じかな。同じマーベルの集団アメコミヒーローである「X-MEN」ほど作り込んだ世界ではないので、そこが微妙と言えば微妙か。例えば「X-MEN」なら乗物や建物も未来的な美術が導入される事が多いが、「ファンタスティック・フォー(FF)」ではほぼそのまま現在のアメリカだ。ガジェット好きとしては「X-MEN」の方が魅かれるシーンはやはり多い。

そういう意味ではとても地味な作品。 「FF」はやはり60年代に誕生しただけあり、クラシック。体が伸びる、透明になる、炎に包まれて飛ぶ、岩になって怪力を発揮、と、能力の設定を見ても「X-MEN」に比べてとても単純な事がよく分かる。ある意味子供が妄想するようなレベルだ。

だからなのか、話や映像が想像の域を出ない。予定調和の世界に終始していたように思う。普遍的な活躍を見せるので、その間はそれなりに楽しいのだが・・・。後はジェシカ・アルバが割と美人に撮れてるのが見所か(爆)。「ダーク・エンジェル」の頃は金髪美人役が似合うようには見えなかったけどね。

この季節なら週末、寒くて出掛ける気にはならないような、それでもいい天気の日に、暖かい部屋でぬくぬくとビール片手に気楽な気分でDVDを見る、みたいな鑑賞が一番いいような気がしますね。

(褒めてんだか貶してんだかw)



ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

お宝として、昔(奥付見ると昭和53年!ワタシ12才w)光文社から発刊されていた原作本を持ってますw こちらは逆に古典的な絵柄が味があってとてもいいです。マーベルのマンガでは結構好きな部類でした。


amazonで中古なら今でも入手出来るんですねぇ。いい時代ですわ(爆)。
ファンタスティック・フォー [少年向け:コミックセット]

ファンタスティック・フォー [少年向け:コミックセット]

  • 作者: 小野耕世・監修
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • メディア: コミック

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

迷路荘の惨劇HINOKIO(ヒノキオ) ブログトップ
1ヶ月無料のU-NEXT

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。