G.I.ジョー [洋画レビュー]
「G.I.ジョー」（監督：スティーヴン・ソマーズ）金属を分解するナノマシンを使った弾頭がフランスの武器商人によって開発された。これを使うと停止スイッチを押すまでナノマシン達は金属を分解し続け、街でもなんでも破壊してしまうのだ。これを受け取る為、NATO軍からデューク（チャニング・テイタム）らの部隊が派遣されるが、運搬中に何者かの襲撃を受けてしまう。最新鋭の兵器を使いこなすその相手にNATO軍は手玉に取られ、多くの犠牲を出してしまう。それを救ったのはホーク将軍（デニス・クエイド）率いる国際的秘密部隊、G.I.ジョーだった。彼らのお陰で何とか弾頭の強奪は阻止し、デュークと相棒のリップコード（マーロン・ウェイアンズ）は弾頭の確保のために彼らの基地へ取り合えず避難する。そしてその場でデュークは秘密部隊に志願する。その頭には、襲撃した一味の中にいた元フィアンセのアナ（シエナ・ミラー）の姿があった・・・・。
いやー、いいっすよ、これw 何がいいって、まずはおもちゃ原作らしくガジェットが次々と出てくるところw ガジェッターにはたまりません（爆）。敵のメカの方がカッコイイのはいかがなものかと思いますがwいきなり出てくる飛行メカがカッチョイイ。予告編でも大活躍のパワードアーマーもイイ。最後に出てくる潜水艇たちもイイw
お次はキャラが立ちまくってます。主役のデュークが一番アクが弱くて地味ですが、相棒のリップコード、敵味方で因縁の相手となるスネーク・アイズ（レイ・バーク）とストーム・シャドー（イ・ビョンホン）の二人の忍者。いかにもデニス・クエイドなホーク将軍もイイですw
そしてなんと言ってもアナ＝バロネスがイイ！ハッキリ言ってこの作品の主人公は悲劇のヒロインの彼女です（暴言）w 名目上の主役、デュークの行動原理はすべて彼女への感情に立脚してます。今回の敵組織もアナに振り回されっぱなしです。そして最後・・・・ネタバレになるので書けません（爆）。スキャンダルなど実生活でのシエナ・ミラーはあまりいい話を聞きませんが、少なくとも今作での魅力はピカイチでしょう。もう一方のヒロインであるスカーレット役のレイチェル・ニコルズもポケバイで見せ場は作りますが、残念ながら噛ませ犬状態で今作は引き立て役となってます。
なんつってもシエナ・ミラーのアゴ引いたゴーグル越しの眼差しがいいっす。惚れましたワ（木亥火暴）。
まぁ前述したように一応主人公のデュークが余りにも優等生で影が薄いとか、（製作時は）続編も決まってないうちから、今作内で解決しない問題がデカ過ぎるとか、そこここで余りにご都合主義過ぎるきらいもあるものの、そういった事は些細な事だと言っちゃっていいんじゃないかな。また一つ、ガジェッターには楽しみなシリーズが開幕したという事でしょうw
ある意味原作なオモチャたち。種類はたくさん出ているものの、やっぱり売れてて歯抜けになってるなぁ・・・・。続編決定したお陰で、増産に拍車がかかるかもですね。
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G.I.ジョー ミッドビークル アソート1 コブラ・ガンシップ
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わ〜楽しんでもらえてよかったです(←何者？)
主人公＝バロネスに激しく賛成です。
師匠のストームシャドーまで彼女に…(^^;)
まあ…turbo的にも続編めちゃめちゃ楽しみです。
by turbo (2009-08-15 00:52)
＞turboさん
ども。nice!＆コメントありがとうございます。
ご賛同ありがとうございますw そう言えばストーム・シャドーが師匠って言ってましたね。4年の間にそんなに習ってたのかしらん（爆）。
しかし、考えてみたらストーム・シャドーも、やっぱり続編に出て来そうですねw だって原作アニメでも主要なキャラだし、死んだ風だったのは彼だけだし。て、それ言っちゃうとバロネスはどうなるのか、考えると夜も眠れない（木亥火暴）。
by tomoart (2009-08-16 01:24)