20世紀少年 〜もう一つの第1章〜 [邦画レビュー]
「20世紀少年 〜もう一つの第1章〜〈テレビスペシャル〉」
時は2015年。追っ手を逃れて生活している遠藤カンナは18歳になっていた。彼女は父とも慕い、15年前の「血の大晦日」事件以来行方不明になっている、叔父の遠藤健児の事を思い出していた。オジさんはきっと生きている・・・・。
映画第一作目である「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」を、新撮を加えて再編集した『ダイジェスト版』。映画版が142分だったのに対し、テレビスペシャルは放送枠が延長のない通常枠だった事から、およそ90分台だったと思われる。約50分もの短縮を図るため、そして多分、公開から半年も経たない中での放送と言う事で「デスノート」放送時のような批判を避ける意味もあったろう、大幅な語り口の変更を行って対応したようだ。
映画もだいぶ盛り盛りな内容だったから、それを短縮する為にカンナのモノローグでの説明がだいぶ増えている。そしてスパッと削るところは削って編集している。お陰でこれ、思ったよりもよく出来ていた。
確かに駆け足だし、説明不足なところがいっぱいある。冒頭の海ほたる刑務所の場面がないのも今後の展開に向けてどうなのよ、と思うし、ラストバトルをバックリ切っちゃってるのもこれだけを見ると意味不明な終わり方になってる気がする。このラストバトルカットに関しては、同日発売のDVD&Blu-rayへの配慮もあったかもしれない。一番の見どころは映像ソフトでどうぞ、という訳だ。
それでもまぁ良かったのは、前述のように、編集での『集中と拡散』がそれなりにうまく行っているからだろう。何しろわざわざ新撮まで入れて再編集したのだ。かなり力が入っている。
お陰で何とか「第2章」を観る前に予習する事が出来たw さて、いつ観に行けるかなぁ(爆)。
ちなみに今まで『秋公開』としか書かれていなかった「最終章」の公開日も決定したようですよ。ウィキ情報によると、8月29日だそうです。
時は2015年。追っ手を逃れて生活している遠藤カンナは18歳になっていた。彼女は父とも慕い、15年前の「血の大晦日」事件以来行方不明になっている、叔父の遠藤健児の事を思い出していた。オジさんはきっと生きている・・・・。
映画第一作目である「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」を、新撮を加えて再編集した『ダイジェスト版』。映画版が142分だったのに対し、テレビスペシャルは放送枠が延長のない通常枠だった事から、およそ90分台だったと思われる。約50分もの短縮を図るため、そして多分、公開から半年も経たない中での放送と言う事で「デスノート」放送時のような批判を避ける意味もあったろう、大幅な語り口の変更を行って対応したようだ。
映画もだいぶ盛り盛りな内容だったから、それを短縮する為にカンナのモノローグでの説明がだいぶ増えている。そしてスパッと削るところは削って編集している。お陰でこれ、思ったよりもよく出来ていた。
確かに駆け足だし、説明不足なところがいっぱいある。冒頭の海ほたる刑務所の場面がないのも今後の展開に向けてどうなのよ、と思うし、ラストバトルをバックリ切っちゃってるのもこれだけを見ると意味不明な終わり方になってる気がする。このラストバトルカットに関しては、同日発売のDVD&Blu-rayへの配慮もあったかもしれない。一番の見どころは映像ソフトでどうぞ、という訳だ。
それでもまぁ良かったのは、前述のように、編集での『集中と拡散』がそれなりにうまく行っているからだろう。何しろわざわざ新撮まで入れて再編集したのだ。かなり力が入っている。
お陰で何とか「第2章」を観る前に予習する事が出来たw さて、いつ観に行けるかなぁ(爆)。
ちなみに今まで『秋公開』としか書かれていなかった「最終章」の公開日も決定したようですよ。ウィキ情報によると、8月29日だそうです。
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