2008年に読んた本。 [ひとり言]
映画に続いて2008年に読んだ本のまとめを(去年は結局まとめなかったけど・・・)。本の場合は読了した日にちなんて余り関係ないので、読了順に羅列です。
映画レビューはこちら。
2007年の年末に映画版を見てハマり、原作を買ってしまいましたw 絵本なのでまぁ、普通に読めば数分で読めちゃいます。映画では脚色され、違うところが結構ありますが、この本も実話から脚色されています。
横溝正史のお役者文七シリーズ第3巻。ミステリ仕立てとは言え、時代物はどうしても粗筋を書くのにワタシの知識が不足しているので、レビューを書けないんです(爆)。スイマセン。横溝作品の中ではマイナーなシリーズです。まぁ、横溝正史作品としてはそれほどレベルは高くない気がします(汗)。ただこのシリーズ、全部で5冊(しかも最終巻は短編集)らしいので、横溝ファンならちょいちょいっと読んでみるのも良いかも。
レビューはこちら。
プーさんの原作でお馴染みのミルンの唯一のミステリ。古典なんで、今となってはトリックがねぇ。
レビューはこちら。
ラブクラフトファン以外は手出し無用でござる(爆)。とは言えワタシもファンではないんですけど、全集を6巻まで持ってたんでしょうがないですよね(笑)。
黄金の羅針盤〈下〉ライラの冒険
レビューはこちら。ちなみに映画のレビューはこちら。「ライラの冒険」は、やっぱり原作ですね!全6巻と長く感じるかもしれませんが、読み終わった時には短かかったと思うでしょうw
神秘の短剣 (下) ライラの冒険II
レビューはこちら。我々が住むこの世界の少年・ウィルが主人公格という事で、男の子にとっては感情移入し易い巻。話も寄り道が少ないので一気呵成に読めます。
琥珀の望遠鏡〈下〉ライラの冒険III
レビューはこちら。そして完結編。もう何も言えねぇ(爆)。切ない余韻が泣かせます。
レビューはこちら。ナンシー・ドルーシリーズ第3巻。去年は年末の第4巻と共に、2007年に続き2冊刊行されました。このまま年2冊刊行でどんどん行って欲しいですね。息抜きに読むにはとても良いです。
レビューはこちら。スケルトン探偵シリーズ第13巻。夏の14巻と併せて、既にファンの人が読めば良い感じ。初見の方は2巻の「暗い森」からお読みください。初期の巻のギデオンのスケルトン探偵ぶりは最高ですよw ちなみに日本では1巻が刊行されてません。何故かなぁ・・・。
サム・ホーソーンの事件簿〈5〉 (創元推理文庫)
こういう短編集はどうも、紹介するのが難しいな。という事でレビューを上げてません・・・。全体感で書評を書くとどれも同じような感じの事しか描けないし、一編を選んで書くとなると、ワタシはバカなので全体を読み終わるまでに記憶が薄れちゃうんだよなぁ(爆)。ただ、このシリーズも着実に冊数を重ねているので、それなりに売れてるって事でしょうかねぇ・・・・ワタシも買ってる訳だけど(爆)。
揺籃の星 下 (創元SF文庫)
ホーガンとしては久々刊行成った、第2弾の「黎明の星」を読むために第1弾であるこの前作を再読。レビューはこちら。パニックサスペンスです。ホーガン度は低いかも。
レビューはこちら。遂に刊行成ったハリポタシリーズ最終巻。遥かなる地平へ遂に到達。古典になるであろう作品を同時代に読めた事に感謝。
黎明の星 下 (創元SF文庫 ホ 1-26)
レビューはこちら。上の「揺籃の星」に続く第2弾。元々三部作と告知されているので、次巻がいつ出るのかが気になります。もちろんこの巻自体も一段の完結はしていますが。
レビューはこちら。スケルトン探偵シリーズ第14巻。前作よりこちらの方がワタシはよく出来てると思います。男臭いけどw 珍しく冒険小説的な部分もあり、それこそ「暗い森」を思い起こさせます。
レビューはこちら。ワタシ的にはジェフ・アボットがこんな作品も書けるのかとビックリしたサスペンス小説。ハッキリ言って面白い。去年は一昨年に引き続き、イチオシ作家のハーラン・コーベンの作品が刊行されなかったけど、この作品がその穴を埋めてくれました。
フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)
レビューはこちら。久々のフロスト警部シリーズ。作者のウィングフィールドが亡くなったという残念な情報も知りました。もう後2作しかフロスト警部が読めないとは!
レビューはこちら。ダイヤモンド警視シリーズ。ちょっとギャグ路線なフロスト警部シリーズに対して、こちらはあくまで真面目な推理小説。ウィングフィールドの訃報を聞いて、一番心配になったのは次はラヴゼイ辺りか・・・ってこと(不謹慎)。長生きしてねw
レビューはこちら。コニス・リトルは初めて読みましたが、ライトで読み易く、それなりに推理小説としても良かったので拾い物でした。第二次大戦時期の女性作家、しかも姉妹で書いているというのも新鮮。
レビューはこちら。コニス・リトルを続けて読みましたが、どちらかと言うと前作の方が良かったかな。でもこちらも面白かったですよ。内容は推理小説なんで血なまぐさい訳ですが、小説としてはユーモアもあって、全体的には楽しい作家です。
レビューはこちら。続いてこちらも今年初めて読んだD・M・ディヴァインの作品。こちらはコニス・リトルとは全く違ってユーモアはあんまりなくて真面目。その分、推理小説として面白い作品です。
レビューはこちら。これまた何も言えねぇディックの競馬シリーズでも最高の主人公シッド・ハレー登場の第4弾。ディックも非常に高齢なので健康に気を使って欲しい(汗)。
レビューはこちら。ちょっと散文的な第4弾。まぁ、もう推理小説として云々よりもこのシリーズの物語を読んでる感じかもなぁ。
レビューはこちら。サム・ホーソーンシリーズより楽しめました。同様の短編集ですが、短編集ってそれぞれの話毎の書き込みに限界があるため、通して読んだ時の雰囲気とか世界観が読後の感想に大きく影響して来るような気がします。そういう意味でホーソーンよりこちらの方がワタシには嬉しかったです。
こうやって並べてみると、去年は上下巻ものが多くて、33冊読んだと言っても物語的にはもっと少ないですねぇ。上下で一つとすると25本か。「ライラの冒険」みたいに6冊で一つの物語、というのもあったしなぁ。
ワタシ、一度読み出すと、どんなにつまらなくても途中で投げ出せないんですよね。イヤイヤでも最後まで何とか読む。だから余計に本選びで外したくないもんだから、新しい作家の本になかなか手が出ない人なんですよ。それもあって時々冊数を稼げなくなったりするんですが、去年はコニス・リトルとD・M・ディヴァインを読んで面白かったのでそういう意味では良い年でしたw
さて、今年は何冊読めるかな?
出版不況も囁かれて久しいですが、皆さんも面白そうだと思ったら是非本買ってくださいね!好きな作家やシリーズの本が刊行されなくなったら悲しいですから・・・・。
- 作者: 桑原 真二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
- 作者: 横溝 正史
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2003/02
- メディア: 文庫
- 作者: A.A.ミルン
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1959/05
- メディア: 文庫
- 作者: H・P・ラヴクラフト
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2005/01/22
- メディア: 文庫
- 作者: フィリップ プルマン
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
レビューはこちら。ちなみに映画のレビューはこちら。「ライラの冒険」は、やっぱり原作ですね!全6巻と長く感じるかもしれませんが、読み終わった時には短かかったと思うでしょうw
- 作者: フィリップ プルマン
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/01
- メディア: 文庫
レビューはこちら。我々が住むこの世界の少年・ウィルが主人公格という事で、男の子にとっては感情移入し易い巻。話も寄り道が少ないので一気呵成に読めます。
- 作者: フィリップ プルマン
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 文庫
レビューはこちら。そして完結編。もう何も言えねぇ(爆)。切ない余韻が泣かせます。
バンガローの事件―ナンシー・ドルー・ミステリ〈3〉 (創元推理文庫)
- 作者: キャロリン キーン
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/04
- メディア: 文庫
- 作者: アーロン エルキンズ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/03
- メディア: 文庫
- 作者: エドワード・D・ホック
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/01/21
- メディア: 文庫
こういう短編集はどうも、紹介するのが難しいな。という事でレビューを上げてません・・・。全体感で書評を書くとどれも同じような感じの事しか描けないし、一編を選んで書くとなると、ワタシはバカなので全体を読み終わるまでに記憶が薄れちゃうんだよなぁ(爆)。ただ、このシリーズも着実に冊数を重ねているので、それなりに売れてるって事でしょうかねぇ・・・・ワタシも買ってる訳だけど(爆)。
- 作者: ジェイムズ・P・ホーガン
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/07/25
- メディア: 文庫
ホーガンとしては久々刊行成った、第2弾の「黎明の星」を読むために第1弾であるこの前作を再読。レビューはこちら。パニックサスペンスです。ホーガン度は低いかも。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
- 作者: J. K. ローリング
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: 単行本
- 作者: ジェイムズ・P. ホーガン
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/05/29
- メディア: 文庫
レビューはこちら。上の「揺籃の星」に続く第2弾。元々三部作と告知されているので、次巻がいつ出るのかが気になります。もちろんこの巻自体も一段の完結はしていますが。
- 作者: アーロン エルキンズ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/07
- メディア: 文庫
- 作者: ジェフ・アボット
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2008/07/19
- メディア: 文庫
- 作者: R.D. ウィングフィールド
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 文庫
レビューはこちら。久々のフロスト警部シリーズ。作者のウィングフィールドが亡くなったという残念な情報も知りました。もう後2作しかフロスト警部が読めないとは!
- 作者: ピーター・ラヴゼイ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: 文庫
- 作者: コニス リトル
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 文庫
- 作者: コニス リトル
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/08
- メディア: 文庫
- 作者: D.M. ディヴァイン
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/09/22
- メディア: 文庫
再起 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-41) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: ディック フランシス
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: 文庫
ライラック・ホテルの怪事件―ナンシー・ドルーミステリ〈4〉 (創元推理文庫)
- 作者: キャロリン キーン
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/11
- メディア: 文庫
- 作者: エドワード・D. ホック
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 文庫
こうやって並べてみると、去年は上下巻ものが多くて、33冊読んだと言っても物語的にはもっと少ないですねぇ。上下で一つとすると25本か。「ライラの冒険」みたいに6冊で一つの物語、というのもあったしなぁ。
ワタシ、一度読み出すと、どんなにつまらなくても途中で投げ出せないんですよね。イヤイヤでも最後まで何とか読む。だから余計に本選びで外したくないもんだから、新しい作家の本になかなか手が出ない人なんですよ。それもあって時々冊数を稼げなくなったりするんですが、去年はコニス・リトルとD・M・ディヴァインを読んで面白かったのでそういう意味では良い年でしたw
さて、今年は何冊読めるかな?
出版不況も囁かれて久しいですが、皆さんも面白そうだと思ったら是非本買ってくださいね!好きな作家やシリーズの本が刊行されなくなったら悲しいですから・・・・。
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