「第3回全日本オラタコ選手権」出品作コンセプトワーク - その4（ディテール解説） [プラモ・玩具]
4回目は、あんまり目だたないけどディテールに少し気を使ったところがあったのでwご披瀝をば。ここらまで来ると、やっばりある程度「装甲騎兵ボトムズ」をご存知の方向けの話になっちゃいますが、ご容赦下さい。
まずはスコープドッグの象徴でもあるターレットレンズですが、レンズに関してはどう考えても隻眼ではおかしい。なぜなら当然一対の目がないと遠近が掴めない。しかもキリコたちが被るヘルメットに付属のゴーグルのデザインを見ると、両目に別々の映像が投影されているように見える。そこで右目に当たるレンズを、ターレットとは別で作りました（写真のオレンジ色の細長い部分）。つまりこの写真では、追加した角形レンズと左側の丸いオレンジ色のレンズが使われている状態という事です。これがワタシのオラタコの標準状態と考えています。
そして大きいレンズは望遠、極小レンズは接写用という設定にしました。例えば一眼レフカメラを構えている時って、片目でファインダーをのぞいてもう片目はカメラの脇から周りを見ている事が多いじゃないですか。望遠レンズを使う時は、ターレットを回して、今オレンジ色の丸いレンズの位置に望遠レンズを移動し、右目は変わらず標準で全体を俯瞰しながら、左目は望遠で遠くの物を確認する、といった使い方を想定してます。追加した角形レンズの回りが黒いのは、アニメの設定画では省略されて描かれていないけれども、間違いなくこの形がスコタコの標準だと考えたからです。黒にする事でスリットと同化して目だたないようにし、描く時に省略された気分を出してる訳ですねw
ちなみに後頭部にある出っ張りも後方確認用カメラ、そして頭頂部にも同様のディテールを追加しています。スコタコのデザインだと、上方はカメラ視認不可になってしまうので、死角を潰す意味で付けてます。そうしないと上空から爆撃されたら一発ですからねぇ。
こちらは1/35シェリダン戦車から移植したライト（のつもりのディテール）。やっぱりテロ対策となれば夜間出動が多いでしょうし、隠密行動する訳じゃなく、一般市民からスコタコが見えないと誤って踏みつぶしたりしたら大問題ですからね。救出活動などもしなきゃいけない設定なので、ライトは必須でしょうね。
ライトの反対側、右胸にはスコタコの何用か分からないディテールがあったので、深堀してドアの取っ手のつもりにしました。また、肩の『03』がアストラギウス銀河のスコタコではない、現代日本に存在する機体という設定を最も強く主張しています。
上記3点の写真は、立ち位置から搭乗するための手すり。アクセントにすべく、銀塗装にしています。また、右足の甲の銀色のディテールは、最初の膝部分の手すりが結構高い位置なので、踏み台用に足を置く位置と考えて追加しました。
というのも、ワタシのオラタコでは降着姿勢は考えていないからです。あの姿勢って、絶対転ぶし、立ち直れないと思うんですよね。足の裏に重心は絶対残せないでしょ。だから運搬時も体育座りか足投げ出しポーズがせいぜいだと考えています。立ち姿勢での搭乗が頻繁になると考える大きな要因です。
本当はグライディング・ホイールもアームパンチも、考えれば考えるほどおかしいと思うんですよ。でもそう言うのを全て否定すると面白みが無くなっちゃうので、グライディングホイールは初期動作の段階で思いっきり前重心にして発進すれば何とかなるか、とか、ターンピックも反対の足を思いっきりカーブの外側に投げ出すように伸ばして支柱とすれば倒れないか、とか、アームパンチはピストン発射では相手に与えるダメージと同じだけのショックが自分にも来ちゃうので、多分“遊び”があって、射出して相手に当たったら、元の位置に戻すためのワイヤーかなんかで繋がってるだけというならまだ分かるか、とか無理繰り納得してみました（爆）。
という感じでだいたいこのオラタコに関しては説明し尽くしたかな〜。いやー、長々と報告させていただきまして、ありがとうございましたw
その1
その2
その3
まずはスコープドッグの象徴でもあるターレットレンズですが、レンズに関してはどう考えても隻眼ではおかしい。なぜなら当然一対の目がないと遠近が掴めない。しかもキリコたちが被るヘルメットに付属のゴーグルのデザインを見ると、両目に別々の映像が投影されているように見える。そこで右目に当たるレンズを、ターレットとは別で作りました（写真のオレンジ色の細長い部分）。つまりこの写真では、追加した角形レンズと左側の丸いオレンジ色のレンズが使われている状態という事です。これがワタシのオラタコの標準状態と考えています。
そして大きいレンズは望遠、極小レンズは接写用という設定にしました。例えば一眼レフカメラを構えている時って、片目でファインダーをのぞいてもう片目はカメラの脇から周りを見ている事が多いじゃないですか。望遠レンズを使う時は、ターレットを回して、今オレンジ色の丸いレンズの位置に望遠レンズを移動し、右目は変わらず標準で全体を俯瞰しながら、左目は望遠で遠くの物を確認する、といった使い方を想定してます。追加した角形レンズの回りが黒いのは、アニメの設定画では省略されて描かれていないけれども、間違いなくこの形がスコタコの標準だと考えたからです。黒にする事でスリットと同化して目だたないようにし、描く時に省略された気分を出してる訳ですねw
ちなみに後頭部にある出っ張りも後方確認用カメラ、そして頭頂部にも同様のディテールを追加しています。スコタコのデザインだと、上方はカメラ視認不可になってしまうので、死角を潰す意味で付けてます。そうしないと上空から爆撃されたら一発ですからねぇ。
こちらは1/35シェリダン戦車から移植したライト（のつもりのディテール）。やっぱりテロ対策となれば夜間出動が多いでしょうし、隠密行動する訳じゃなく、一般市民からスコタコが見えないと誤って踏みつぶしたりしたら大問題ですからね。救出活動などもしなきゃいけない設定なので、ライトは必須でしょうね。
ライトの反対側、右胸にはスコタコの何用か分からないディテールがあったので、深堀してドアの取っ手のつもりにしました。また、肩の『03』がアストラギウス銀河のスコタコではない、現代日本に存在する機体という設定を最も強く主張しています。
上記3点の写真は、立ち位置から搭乗するための手すり。アクセントにすべく、銀塗装にしています。また、右足の甲の銀色のディテールは、最初の膝部分の手すりが結構高い位置なので、踏み台用に足を置く位置と考えて追加しました。
というのも、ワタシのオラタコでは降着姿勢は考えていないからです。あの姿勢って、絶対転ぶし、立ち直れないと思うんですよね。足の裏に重心は絶対残せないでしょ。だから運搬時も体育座りか足投げ出しポーズがせいぜいだと考えています。立ち姿勢での搭乗が頻繁になると考える大きな要因です。
本当はグライディング・ホイールもアームパンチも、考えれば考えるほどおかしいと思うんですよ。でもそう言うのを全て否定すると面白みが無くなっちゃうので、グライディングホイールは初期動作の段階で思いっきり前重心にして発進すれば何とかなるか、とか、ターンピックも反対の足を思いっきりカーブの外側に投げ出すように伸ばして支柱とすれば倒れないか、とか、アームパンチはピストン発射では相手に与えるダメージと同じだけのショックが自分にも来ちゃうので、多分“遊び”があって、射出して相手に当たったら、元の位置に戻すためのワイヤーかなんかで繋がってるだけというならまだ分かるか、とか無理繰り納得してみました（爆）。
という感じでだいたいこのオラタコに関しては説明し尽くしたかな〜。いやー、長々と報告させていただきまして、ありがとうございましたw
その1
その2
その3
＞kesagakeさん
＞Wildcatさん
こんばんは。nice!ありがとうございます。
ロボット系はワタシも大好きなんでwまた機会があったら色々載せて行きますので、またのご来訪お待ちしてます。次回はコメントもお願いします〜w
by tomoart (2008-03-21 00:08)