魔法にかけられて [洋画レビュー]
「魔法にかけられて」(監督:ケヴィン・リマ)
幸福なアニメの世界アンダレーシアに住むジゼルは、自ら夢みていた通りに白馬の王子エドワードと出会い婚約する。しかしエドワードの継母ナリッサは、自らの権力が弱体化する事を恐れ、ジゼルを魔法の泉に突き落としてしまう。
ジゼルは宇宙をさまよったあげく、現代のニューヨークに到着。アニメ世界のお城を探して歩くが見つからず途方に暮れる。そこに通りかかった離婚弁護士のロバートは、6歳の娘モーガンの願いもあり、自宅にジゼルを連れ帰り一夜の宿を提供する事になる。それまで職業柄や自らの離婚経験などから夢物語を嫌い、モーガンにも現実的に育って欲しいと魔法やファンタジーを取り上げて来たロバートは、余りにも夢物語なジゼルという存在に当初は戸惑っていたが、次第に興味を抱いていく。またジゼルも、アンダレーシアとは全く違うニューヨークの価値観を徐々に受け入れていくのだった。
一方アンダレーシアでは、エドワード王子がジゼルを助けんべく泉へと身を投げ、ニューヨークへとやって来る。それを妨害せんとナリッサの手先ナザニエルもその後を追って来るのだった。
夢の殿堂ディズニーが、現代を舞台にロマンチック・コメディをつくったら・・・・という風情の作品で、ロマコメ好きなワタシには思った以上に満足だったw
冒頭のアニメ部分で描かれるディズニーアニメの定番なストーリー展開から、現代ニューヨークに場所を移して描かれる違和感丸出しなジゼルやエドワードの行動まで、いかにもといった感じでとてもよく出来ている。またジゼルが現代でも微妙にアニメの能力を使えるのも楽しい。ゴキブリにはゾワゾワしたけどw ちなみにWikiによると、ゴキブリはCGだそうなのでご安心を(?)。
基本的にミュージカルシーン=山場といった形なのだが、その中でも中盤のセントラルパークのシーンは楽しい。ジゼルの歌にパークのみんなが巻き込まれ、東京ディズニーランドのパレードそのもののような盛り上がりを見せる中で、夢物語を拒否するロバートだけがニヤニヤ皮肉な笑顔で見守っている。しかし、クライマックス前にはそのロバートもいつしか歌を口ずさんでしまうのだったw
結末は予想を裏切って予想通りって感じかな(爆)。途中から何となく見えてくるけど、納得な感じでとてもハッピーです。やっぱりディズニーは夢の世界に帰っていくんだなぁ〜〜。
老若男女、誰もが楽しめる(あんまり小さいオトモダチには不似合いかもしれないけどw)、ステキなロマンチック・ファンタジーです。好評でまだ結構上映してますから、観てない方は是非どうそ。
ディズニー・プリンセスは9年ぶりって言うんですが、9年前のプリンセスってムーランかよ!?ってことで、一部テレビ報道などでは「アラジン」のジャスミン王女以来って事で15年ぶりという計算をとるところもあるそうです。ワタシもその方が自然だなぁ。
※〈追記〉映像ソフト発売中。
幸福なアニメの世界アンダレーシアに住むジゼルは、自ら夢みていた通りに白馬の王子エドワードと出会い婚約する。しかしエドワードの継母ナリッサは、自らの権力が弱体化する事を恐れ、ジゼルを魔法の泉に突き落としてしまう。
ジゼルは宇宙をさまよったあげく、現代のニューヨークに到着。アニメ世界のお城を探して歩くが見つからず途方に暮れる。そこに通りかかった離婚弁護士のロバートは、6歳の娘モーガンの願いもあり、自宅にジゼルを連れ帰り一夜の宿を提供する事になる。それまで職業柄や自らの離婚経験などから夢物語を嫌い、モーガンにも現実的に育って欲しいと魔法やファンタジーを取り上げて来たロバートは、余りにも夢物語なジゼルという存在に当初は戸惑っていたが、次第に興味を抱いていく。またジゼルも、アンダレーシアとは全く違うニューヨークの価値観を徐々に受け入れていくのだった。
一方アンダレーシアでは、エドワード王子がジゼルを助けんべく泉へと身を投げ、ニューヨークへとやって来る。それを妨害せんとナリッサの手先ナザニエルもその後を追って来るのだった。
夢の殿堂ディズニーが、現代を舞台にロマンチック・コメディをつくったら・・・・という風情の作品で、ロマコメ好きなワタシには思った以上に満足だったw
冒頭のアニメ部分で描かれるディズニーアニメの定番なストーリー展開から、現代ニューヨークに場所を移して描かれる違和感丸出しなジゼルやエドワードの行動まで、いかにもといった感じでとてもよく出来ている。またジゼルが現代でも微妙にアニメの能力を使えるのも楽しい。ゴキブリにはゾワゾワしたけどw ちなみにWikiによると、ゴキブリはCGだそうなのでご安心を(?)。
基本的にミュージカルシーン=山場といった形なのだが、その中でも中盤のセントラルパークのシーンは楽しい。ジゼルの歌にパークのみんなが巻き込まれ、東京ディズニーランドのパレードそのもののような盛り上がりを見せる中で、夢物語を拒否するロバートだけがニヤニヤ皮肉な笑顔で見守っている。しかし、クライマックス前にはそのロバートもいつしか歌を口ずさんでしまうのだったw
結末は予想を裏切って予想通りって感じかな(爆)。途中から何となく見えてくるけど、納得な感じでとてもハッピーです。やっぱりディズニーは夢の世界に帰っていくんだなぁ〜〜。
老若男女、誰もが楽しめる(あんまり小さいオトモダチには不似合いかもしれないけどw)、ステキなロマンチック・ファンタジーです。好評でまだ結構上映してますから、観てない方は是非どうそ。
ディズニー・プリンセスは9年ぶりって言うんですが、9年前のプリンセスってムーランかよ!?ってことで、一部テレビ報道などでは「アラジン」のジャスミン王女以来って事で15年ぶりという計算をとるところもあるそうです。ワタシもその方が自然だなぁ。
※〈追記〉映像ソフト発売中。
えっと、パトリック・デンプシーが気になっていたので
観にいったのですが楽しめました!
でも、確かに子供向きではないですよね(苦笑
by bono3 (2008-04-13 20:53)
>bono3さん
こちらにもnice!&コメントありがとうございますw
パトリック・デンプシー、渋いですね〜。この映画の中ではあの突き抜けなさがw役にぴったりでした。最後は弾けてましたけどね(笑)。
そう、中学生以上向きのディズニーって感じですかねw 「パイレーツ・オブ・カリビアン」とはまた違った、ディズニーで育った大人向けの作品でしたね。
by tomoart (2008-04-13 21:39)