プレーンズ2/ファイアー&レスキュー(吹替版) [洋画レビュー]
「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(吹替版)
(監督:ボブス・ガナウェイ)
世界一周レースで優勝しチャンピオンになったダスティ(瑛太)は、その後も連戦連勝。すっかり人気者になった。ある日いつものようにスキッパー(銀河万丈)と練習飛行をしていたダスティはギアが故障してしまう。ドッティ(甲斐田裕子)に、もう今までのようなスピードは出せないのでレースは無理だと言われたダスティは、深夜その言葉を振り払うように全速力で飛ぶが、エンストして空港に不時着。火災を起こしてしまい、それが元で空港のずさんな火災管理が露見して閉鎖に追い込まれてしまう。責任を感じたダスティは、自分が消防団員としての資格を取って空港を再開させるべく、自然保護区を守るレスキュー隊に入隊するのだが・・・・。
一言で言うと、これはメッチャ面白い!(笑)ホントに素晴らしかった。どれくらい面白かったかというと、同じ日に見た「マレフィセント」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」よりも断然面白かったくらい(笑)。
これを見ると改めてこういう人助けをする職場の物語が受ける理由がよくわかる。
それは何かと言えば、要は成すべき事(目標=人助け)がハッキリしている、ということである。正しい道、方向性が分かりやすく提示されているという事で、話が整理しやすくなるし、色々なヒネリやサイドストーリーを織り込みやすくなる。まぁそこで製作者のセンスがためされるわけでもあるが。
今回ストーリー的なヒネリはそれほどないが、何と言ってもそれぞれのキャラが立ちまくっているのが素晴らしい!特にオヤジキャラたちがカッコ良過ぎる(笑)。
レスキュー隊という事でチームワークや責任感、そしてもちろん個々の能力が大事になって来る。その辺りがしっかりと描かれていて、ベテラン揃いの先輩たちのスゴさ、頼もしさが最初から描かれていてサイコーに楽しい。
四駆のピックアップ車・ダイナマイト(喜田あゆ美)を始めとしたパラシュート隊の面々もカッコいい(働くクルマはオトコの子の永遠のアイドル♪)し、レスキュー隊リーダーのヘリ・ブレード((金尾哲夫)の我が身を賭した活躍もイイのだが、ワタシ的には最もシブい二人(二台か)サンダーバード2号的なウィンドリフター(山野井仁)とサブリーダーのキャビー(佐藤美一)にシビレタ〜(笑)。
ウィンドリフターの見せ場はやっぱりコンテナ接続シーン。別にチビメカが入っているわけじゃないけど(当たり前笑)、出動する時のメカニックなシーンはどの作品でもカッコいい!
キャビーは出動する時にパラシュート隊を乗せるシーンももちろん印象的。今作ではこちらの方がサンダーバード2号っぽい役割。ただ、一番の見せ場はクライマックスに向けての決断シーンがカッコいい!!!
いやさり気ないシーンなんで、普通に見てると流されちゃうシーンかもしれないけど。寡黙で自分を語らず、派手に活躍するパラシュート隊やリーダーのブレードに挟まれて地味なヤツが、リーダー不在の時に多くの命を救うか否かの決断をしっかりとする、いや出来るところにワタシはシビレましたね(笑)。
という事で、ワタシ的には前作は「面白いけど、やや退屈」といったくらいの評価だったけど、今作は娯楽作としてはもしかして元祖の「カーズ」を超えたかも!と思えるくらいのデキだった。火災現場の全体の状況がよく分からなかったりする問題点もあるけど、そこは画作りの迫力もあってそれほど気にならない。
公開最初の週末成績はパッとしなかったみたいなんだけど、これは大人が見ても楽しめる、良く出来た娯楽作。三部作と決まっていて次作もあるはずなので、是非みんなで観に行ってください!
あー、ヒロインのディッパー(近藤春菜)に全く触れなかったな(笑)。そしてキャビーのトミカが見つけられず…やっぱ地味だわ(笑)。
(監督:ボブス・ガナウェイ)
世界一周レースで優勝しチャンピオンになったダスティ(瑛太)は、その後も連戦連勝。すっかり人気者になった。ある日いつものようにスキッパー(銀河万丈)と練習飛行をしていたダスティはギアが故障してしまう。ドッティ(甲斐田裕子)に、もう今までのようなスピードは出せないのでレースは無理だと言われたダスティは、深夜その言葉を振り払うように全速力で飛ぶが、エンストして空港に不時着。火災を起こしてしまい、それが元で空港のずさんな火災管理が露見して閉鎖に追い込まれてしまう。責任を感じたダスティは、自分が消防団員としての資格を取って空港を再開させるべく、自然保護区を守るレスキュー隊に入隊するのだが・・・・。
一言で言うと、これはメッチャ面白い!(笑)ホントに素晴らしかった。どれくらい面白かったかというと、同じ日に見た「マレフィセント」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」よりも断然面白かったくらい(笑)。
これを見ると改めてこういう人助けをする職場の物語が受ける理由がよくわかる。
それは何かと言えば、要は成すべき事(目標=人助け)がハッキリしている、ということである。正しい道、方向性が分かりやすく提示されているという事で、話が整理しやすくなるし、色々なヒネリやサイドストーリーを織り込みやすくなる。まぁそこで製作者のセンスがためされるわけでもあるが。
今回ストーリー的なヒネリはそれほどないが、何と言ってもそれぞれのキャラが立ちまくっているのが素晴らしい!特にオヤジキャラたちがカッコ良過ぎる(笑)。
レスキュー隊という事でチームワークや責任感、そしてもちろん個々の能力が大事になって来る。その辺りがしっかりと描かれていて、ベテラン揃いの先輩たちのスゴさ、頼もしさが最初から描かれていてサイコーに楽しい。
四駆のピックアップ車・ダイナマイト(喜田あゆ美)を始めとしたパラシュート隊の面々もカッコいい(働くクルマはオトコの子の永遠のアイドル♪)し、レスキュー隊リーダーのヘリ・ブレード((金尾哲夫)の我が身を賭した活躍もイイのだが、ワタシ的には最もシブい二人(二台か)サンダーバード2号的なウィンドリフター(山野井仁)とサブリーダーのキャビー(佐藤美一)にシビレタ〜(笑)。
ウィンドリフターの見せ場はやっぱりコンテナ接続シーン。別にチビメカが入っているわけじゃないけど(当たり前笑)、出動する時のメカニックなシーンはどの作品でもカッコいい!
キャビーは出動する時にパラシュート隊を乗せるシーンももちろん印象的。今作ではこちらの方がサンダーバード2号っぽい役割。ただ、一番の見せ場はクライマックスに向けての決断シーンがカッコいい!!!
いやさり気ないシーンなんで、普通に見てると流されちゃうシーンかもしれないけど。寡黙で自分を語らず、派手に活躍するパラシュート隊やリーダーのブレードに挟まれて地味なヤツが、リーダー不在の時に多くの命を救うか否かの決断をしっかりとする、いや出来るところにワタシはシビレましたね(笑)。
という事で、ワタシ的には前作は「面白いけど、やや退屈」といったくらいの評価だったけど、今作は娯楽作としてはもしかして元祖の「カーズ」を超えたかも!と思えるくらいのデキだった。火災現場の全体の状況がよく分からなかったりする問題点もあるけど、そこは画作りの迫力もあってそれほど気にならない。
公開最初の週末成績はパッとしなかったみたいなんだけど、これは大人が見ても楽しめる、良く出来た娯楽作。三部作と決まっていて次作もあるはずなので、是非みんなで観に行ってください!
あー、ヒロインのディッパー(近藤春菜)に全く触れなかったな(笑)。そしてキャビーのトミカが見つけられず…やっぱ地味だわ(笑)。
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