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人造人間ハカイダー(1995年版・オリジナル) [邦画レビュー]

hakaider1.jpg「人造人間ハカイダー」
(監督:雨宮慶太)

はるか未来。ある刑務所跡地に忍び込んだ盗賊たち。地下に眠るお宝をせしめるつもりだったが、そこで発見したのは一人の男だった。パニックを起こし男に向かって発砲するが、一瞬の後に倒れていたのは盗賊たち全員だった。異形の姿に変じた男は叫ぶ。「オレはだれだ・・・誰なんだ!」

「キカイダー REBOOT」の話題からtomoart的オリジナルキカイダーを書いているうちに、やっぱり見直したくなったので再視聴。実は当時のVHSソフト持ってます(汗)。

見直してみると・・・・良くも悪くも雨宮印満載(笑)。キャラクターやガジェットのデザインや設定には拘りが垣間見えるものの、映画としての作劇や演出、世界観の構築には全く持って配慮が足りない。

だから印象的なカッコいいシーンなどは散見されるものの、全体を通して見ると残念ながらガッカリ気分のみが残ってしまう。まぁ、負の印象の大半が役者たちの大根っぷりだったりするのだが・・・・元々棒読みしか出来ない役者しか出せないんだから、演出でフォローしなければ見れたもんじゃないんだけど・・・・全くフォローされていないじゃないか!(笑)

東映ヒーロー的な演出(決めポーズの取り方、タイミングなど)もメッチャ鼻につく。20年近く前の作品なんだから割り引いて見る必要もあるけど。(当時はそれがなければマニアが納得しなかった。)

オリジナル版は東映まんがまつりの一編として劇場にかけられた事もあり、52分とコンパクト。だからダイジェスト感も満載なのだが、それなのに作劇方法やら大根ぶりやらがハナについてしまうというのは致命的な気もするな(笑)。

でも20年経った現在、東映が全く成長していない気がしてしょうがない。「キカイダー REBOOT」に期待出来ない気分が更に高まった鑑賞記でありました・・・・。

予告編。海外のマニアが趣味で作ったのかも。






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