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メリダとおそろしの森(3D・吹替版) [洋画レビュー]

Brave_Teaser_Poster.jpg「メリダとおそろしの森(3D・吹替版)」
(監督:マーク・アンドリュース/ブレンダ・チャップマン)

ピクサー初のフェアリーテールを題材とした作品にして、初の女性主人公の作品。

10世紀のスコットランド。ある国を統治するファーガス王とエリノア王妃の間には四人の子がいた。王女メリダとそしてまだ子供盛りの三つ子の王子たちだ。特にメリダは活発で弓矢が大好き。年頃だというのに王妃の厳しい躾に反発し、自由な時間があれば愛馬アンガスに跨がって森で弓矢の腕を磨くのだった。
そんなメリダにもいよいよお見合いの時期が来る。国内の有力貴族3人が、自分の息子こそ王女の婿にと連れて来たのだ。結婚相手選びを迫る王妃に対し、束縛される事を恐れるメリダは森で出会った魔女に願い事をする。「母の事を変えて欲しい」と・・・・

うーん、想像していた通り、あんまりパッとしない地味な作品だったな・・・・。

ある程度工夫はしてるが、やっぱり従来のおもちゃ箱をひっくり返したような楽しいビジュアルとは一線を画している。スコットランドの昔話を題材に持ってきた段階で決まっていた事ではあるが、森と海と石積みの城では工夫も限られて当然か。

弾けたキャラクターが存在しないのも地味な印象に拍車をかけている。「カーズ」のメーター、「ファインディング・ニモ」のドリー、「モンスターズ・インク」のサリーのような、いわゆる“ギャグ担当”は今作では三つ子たちだと思うのだが、話の根幹に全く関与しないので効いていないのだ。

今作はメリダの成長物語でもあるのだが、その辺りもちょっとなぁ。成長する姿は描かれてはいるものの、ポイントの描き方が弱いので今イチ見えづらい。しかも最初に描かれるメリダの問題点と、成長したメリダの姿に、どうもズレがある気がしてワタシ的には余り感心できなかった。そこが乗れなかった一番の要因かもなぁ・・・・。

大島優子の吹き替えは、達者とは言えないけど思ったよりは違和感なかったのは良かったけど、ピクサー作品はこちらの観る意識も自然と良いものを期待してしまう事もあり、今作はちょっと残念な印象でした。あ、恒例のショートフィルムW同時上映「月と少年」「ニセものバズがやって来た」は楽しかったな〜(笑)。



キャラクターがキャラクターだけに、今回はオモチャ展開も弱いね〜。フィギュアも売れそうもないし、ぬいぐるみにも出来ないし・・・・。
メリダとおそろしの森 王家フィギュア ストラップ 5種 王女全5種 1 メリダ 2 アンガス 3 エリノア女王 4 フ

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株の初心者

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 株の初心者 (2014-08-30 13:27) 

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