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ニンジャ・アサシン [洋画レビュー]

Ninja_Assassin_poster.jpg「ニンジャ・アサシン」(監督:ジェームズ・マクティーグ)

闇の暗殺組織“小角一族”は、社会の裏側で暗躍を続けるニンジャの集団だった。そこでは頭領の役小角(ショー・コスギ)が子供たちをさらい集め、厳しい訓練を課す事によって最強の暗殺者を養成していた。その中で育てられた雷蔵(Rain)は、たちまち頭角を現し役小角に目をかけられたが、ある事件をきっかけに一族を抜け出し、今は密かに欧州に潜伏し、役小角への復讐の時を待っていた。
そんな中、ユーロポールの捜査官ミカ(ナオミ・ハリス)はニンジャの存在を知った為に命を狙われる。雷蔵はミカを守り、小角の総本山に辿り着こうとするのだが・・・・。

何しろ上映館が少ない事もあって、諦めて(?)会社を中抜けして新宿ミラノ3に観に行った(爆)。平日の昼間だからガラガラだろうと思っていたら、確かにガラガラなのだがwやや来てる客層が有閑マダムが8割方。何でこんなアクション映画に・・・・って、韓流マダムだった(木亥火暴)。ワタシ的には「Vフォー・ヴェンデッタ」チームという意識しかなかったので、Rainの事は全く頭になく、かなり違和感だったw

さて作品であるが、内容は韓流的でも「Vフォー・ヴェンデッタ」的でもなく、血が飛び散りまくるバラバラ殺人映画だったw ストーリーはしごく単純と言おうか、王道と言おうか、バカと言おうかw 何にしても登場人物も(戦闘員的にはいっぱい出て来るけど)かなり絞られており、ドラマ的には内容はない。見どころは特にアクションシーンという事になる。

そのアクションシーンは、前述の通りかなり血なまぐさいもの。冒頭の大阪(という設定)のヤクザの組全滅描写の出だしから、アップになった顔の上半分が刀でぶった切られ、真っ赤な断面が露になるという強烈なモノ。多分この段階で韓流のマダムたちの半分は観に来た事を後悔しただろう(汗)。ただ、その後は画面が暗い中でアクションが展開されるため、意外にも恐怖感は半減する。このままどうなっちゃうかとホラーがダメなワタシもドキドキしたが、取りあえずそこまで酷くはなくてホッとした。とは言え手が飛び足が千切れどす黒い血がびゅんびゅん飛び散るので、心臓の悪い人にはお薦め出来ない映画なのは間違いなしw

アクションシーンは、ニンジャということもあろうがほとんどが暗いシーンで、動体視力が悪いと何が起きてるのかわかり辛いのが残念。まぁ、刀や鎖付の小刀(ポスターにあるヤツ)が闇にキラリと光るアクションは、楽しめないと言う程ではなかったが。
またRainは体を極限まで鍛えて参加したと言うだけあり、かなりの筋肉美を見せつける。この辺りは確かに、ヤワな日本人若手男優には全く勤まらない、韓流俳優ならではの魅力と言えるだろう。

この辺りの生々しいアクションシーンを楽しめるか楽しめないかが、この作品の評価に直結する。何しろそれ以外ほとんど見るべきところはないので・・・・。ワタシとしてはこの作品、まぁ、どっちゃでもいい作品だった、という感じかな(木亥火暴)。

ワタシ的には少年時代の雷蔵(ユン・サンウー)とほのかな恋愛関係になる霧子(カイリー・ゴールドステイン)の可憐な魅力にやや打たれたところもあった作品ではあった(またそこかい)。


全く方向性の違う作品で、ジェームズ・マクティーグの本性は一体どっちなんだか。
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こちらはRainも登場しているウォシャウスキー兄弟作品。韓流マダムたちがもっと押し寄せてくれれば続編も作られたかもしれないのに〜〜(爆)。
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