バットマン [洋画レビュー]
「バットマン」(監督:ティム・バートン)
犯罪蔓延るゴッサムシティ。そこに彗星のように現れた、闇のヒーロー・バットマン!今日も強盗を働いたチンピラを血祭りに上げたバットマンを、警察も、そして新聞社も追っていた。新聞記者ノックス(ロバート・ウール)とカメラマンヴィッキー・ベイル(キム・ベイシンガー)は情報を探ろうと、市長や警視総監らが出席するパーティに潜り込むが、その席で主催者である街の大富豪ブルース・ウェイン(マイケル・キートン)とヴィッキーは恋に堕ちるのだった・・・・。 一方、街を牛耳るマフィアのボスにはめられ、警察とバットマンに包囲されてしまったジャック(ジャック・ニコルソン)は薬品のプールに落下、醜い姿になり狂気に走る。ボスを殺してそのポストに収まった彼は、自らをジョーカーと名乗り、様々な手口でゴッサムシティを恐怖に陥れていく。その魔の手は、ヴィッキーにも迫っていた。
いや、久々に見返しました。しかし今の高画質テレビでDVD見ると、やっぱダメだねぇ。かなり画質が厳しい!
映画としては、当ブログで何度か紹介している通り、マイフェイバリットディレクターのティム・バートンの出世作であり、マイフェイバリットムービーである「バットマン・リターンズ」の前作となる今作。当然駄作である訳がない!・・・・と言いたいところだが、実際のところはかなり厳しい作品だと改めて実感(汗)。
この作品、ビジュアル面ではバートンらしさも感じられるものの、作品全体から受ける印象は明らかにジャック・ニコルソン演じるジョーカーに集約されてしまう。これは公開時、そのギャランティーの多さばかりが話題になったが、バートン初のBIG Budget作品でもあり、ジャック・ニコルソンの暴走を制御出来なかったバートンの未熟さが出てしまったと言えるかも。
ニコルソン・ジョーカーは、ビジュアルとしてはキャッチーではあるものの、怪演が過ぎて余りにも軽い感が否めない。演じる俳優の格から言っても、このキャラクターはもっともっと深みがあっておかしくなかったし、それがあれば、この作品もかなり良い評価が出来たと思うのだが。
それ以外にも、実は周辺のキャラクターが全然生かされていない事にビックリする(汗)。ヴィッキー・ベイルはスクリーム映画ばりに叫ぶばかりだし、ノックスは狂言回しにもなっていない。ノックスみたいなキャラはいくらでも生かせるはずなのだが・・・・。
では全く魅力がないのかと言えばそういう訳ではない。ワタシとしては二つの魅力を上げておきたい。
一つはガジェットw バットマンの使う各種アイテムは楽しいの一言。ガン関係然り、そして乗物然り。特に以前ストレッチ・バットモービルでも取り上げた今作のバットモービルは、いつ見てもカッチョイイ!「Shield !」の掛け声と共に入るコクーンモードもしびれるしw また、見せ場もなく墜落してしまうがバットウィングもイイ。どちらも公開当時プラモを買いましたw
もう一つは、これも何度か書いているが、マイケル・キートン演じるブルース・ウェイン=バットマンの素晴らしさ!ホント申し訳ないけど(?)その後のヴァル・キルマーやジョージ・クルーニー、そしてクリスチャン・ベールよりも、ワタシはマイケル・キートンのブルース・ウェインが一番好きです。世俗離れした雰囲気、坊ちゃんとしての甘さ、心の奥底に抱えている深い闇。大富豪としてのセレブ感もダークヒーローとしての使命感も、全てを表現してしかも破綻ないという、これぞザ・バットマンだと思うんだけどなぁ!
ニコルソン・ジョーカーを見ると、やっぱりレジャー・ジョーカーを見たくなりますね(笑)。
犯罪蔓延るゴッサムシティ。そこに彗星のように現れた、闇のヒーロー・バットマン!今日も強盗を働いたチンピラを血祭りに上げたバットマンを、警察も、そして新聞社も追っていた。新聞記者ノックス(ロバート・ウール)とカメラマンヴィッキー・ベイル(キム・ベイシンガー)は情報を探ろうと、市長や警視総監らが出席するパーティに潜り込むが、その席で主催者である街の大富豪ブルース・ウェイン(マイケル・キートン)とヴィッキーは恋に堕ちるのだった・・・・。 一方、街を牛耳るマフィアのボスにはめられ、警察とバットマンに包囲されてしまったジャック(ジャック・ニコルソン)は薬品のプールに落下、醜い姿になり狂気に走る。ボスを殺してそのポストに収まった彼は、自らをジョーカーと名乗り、様々な手口でゴッサムシティを恐怖に陥れていく。その魔の手は、ヴィッキーにも迫っていた。
いや、久々に見返しました。しかし今の高画質テレビでDVD見ると、やっぱダメだねぇ。かなり画質が厳しい!
映画としては、当ブログで何度か紹介している通り、マイフェイバリットディレクターのティム・バートンの出世作であり、マイフェイバリットムービーである「バットマン・リターンズ」の前作となる今作。当然駄作である訳がない!・・・・と言いたいところだが、実際のところはかなり厳しい作品だと改めて実感(汗)。
この作品、ビジュアル面ではバートンらしさも感じられるものの、作品全体から受ける印象は明らかにジャック・ニコルソン演じるジョーカーに集約されてしまう。これは公開時、そのギャランティーの多さばかりが話題になったが、バートン初のBIG Budget作品でもあり、ジャック・ニコルソンの暴走を制御出来なかったバートンの未熟さが出てしまったと言えるかも。
ニコルソン・ジョーカーは、ビジュアルとしてはキャッチーではあるものの、怪演が過ぎて余りにも軽い感が否めない。演じる俳優の格から言っても、このキャラクターはもっともっと深みがあっておかしくなかったし、それがあれば、この作品もかなり良い評価が出来たと思うのだが。
それ以外にも、実は周辺のキャラクターが全然生かされていない事にビックリする(汗)。ヴィッキー・ベイルはスクリーム映画ばりに叫ぶばかりだし、ノックスは狂言回しにもなっていない。ノックスみたいなキャラはいくらでも生かせるはずなのだが・・・・。
では全く魅力がないのかと言えばそういう訳ではない。ワタシとしては二つの魅力を上げておきたい。
一つはガジェットw バットマンの使う各種アイテムは楽しいの一言。ガン関係然り、そして乗物然り。特に以前ストレッチ・バットモービルでも取り上げた今作のバットモービルは、いつ見てもカッチョイイ!「Shield !」の掛け声と共に入るコクーンモードもしびれるしw また、見せ場もなく墜落してしまうがバットウィングもイイ。どちらも公開当時プラモを買いましたw
もう一つは、これも何度か書いているが、マイケル・キートン演じるブルース・ウェイン=バットマンの素晴らしさ!ホント申し訳ないけど(?)その後のヴァル・キルマーやジョージ・クルーニー、そしてクリスチャン・ベールよりも、ワタシはマイケル・キートンのブルース・ウェインが一番好きです。世俗離れした雰囲気、坊ちゃんとしての甘さ、心の奥底に抱えている深い闇。大富豪としてのセレブ感もダークヒーローとしての使命感も、全てを表現してしかも破綻ないという、これぞザ・バットマンだと思うんだけどなぁ!
ニコルソン・ジョーカーを見ると、やっぱりレジャー・ジョーカーを見たくなりますね(笑)。
おはようございます。
私も映画好きなんですよ。でも、こんなふうに感想とか、いろいろを書けない・・・
ツイッターは私も、知ってる人へのあいさつばかりです・・・(^^ゞ
by emiemi40 (2010-02-21 08:26)
ニコルソン・ジョーカーを見ると、やっぱりレジャー・ジョーカーも確かに見たくなりますよね。あの映画ミルのつらいんだけど、もう一回みてみようかな。
by あきら (2010-02-21 12:18)
>emiemi40さん
nice!&コメントありがとうございます。感想は、書いてみると意外と書けるもんですよw ワタシは逆に、ダラダラ長く書いちゃう傾向になってるので、それはそれで悩んでますが・・・・諦めてます(爆)。
>あきらさん
nice!&コメントありがとうございます。そうなんですよね、「ダークナイト」って再見するには長いし、内容は辛いし、ちょっと気後れしますよね。
by tomoart (2010-02-22 04:17)