オイスター・ボーイの憂鬱な死 [小説レビュー]
「オイスター・ボーイの憂鬱な死」(ティム・バートン)
ティム・バートンが描く、異型なるモノたちのおかしくも物悲しいショートストーリー。
目次で数えると、全部で21人のキャラクターが紡ぎ出す、23編の物語。それぞれは数行から数十行の本当に短いお話で、それにバートンが描く独特のキャラクターたちのイラストが添えられる。そのお話のほとんどは、異型のキャラクターたちの悲惨な末路を描いたもの。しかし、文体は淡々としており、物語の悲惨さを緩和している。
これは、体裁としては多分絵本の範疇に入るのだと思うが、読む側の楽しみ方としては詩に近いような気がする。時間がある時にふと手に取ってパラリと開き、出たページをゆっくりと読む。そんな読み方が似合う本だ。
通しで読んでも大した時間がかかる訳ではない。それこそものの数分で終わってしまう。そういった即物的な鑑賞しか出来ないのであれば、価格(税込2997円)はとても高いものになってしまうだろう。もっと腰を据え、イラストの細々としたタッチや雰囲気を充分に楽しみつつ、文章の一行一行のニュアンスと、更には行間に漂うアンニュイな気分までも読み込む心の余裕が必要だ。
と同時に、これはバートン愛が必須の本w 彼の作品世界に没入出来る人でないと、ちょいと辛い。あくまで一般人立ち入り禁止な本であります。
で、ワタシの感想としては、まぁ、バートンコレクションとして持ってりゃいいか、という感じかな(爆)。つまらないとは言わないが、これ単体としてみた時の魅力はあまり感じませんでした。ワタシはやっぱり物語重視派なんですよね・・・・。あ、でもこういうキャラクターって自分でもイタズラ書きで描いた事は何度もあるので、そういうキャラクターたちをもっと膨らませてみたいと言う気持ちにはなりましたw
バートンの中ではこの作品のキャラクターのテイストが一番今作に近いでしょうね。
この作品のエッセンスがちりばめられていると言えるかもしれません。
ティム・バートンが描く、異型なるモノたちのおかしくも物悲しいショートストーリー。
目次で数えると、全部で21人のキャラクターが紡ぎ出す、23編の物語。それぞれは数行から数十行の本当に短いお話で、それにバートンが描く独特のキャラクターたちのイラストが添えられる。そのお話のほとんどは、異型のキャラクターたちの悲惨な末路を描いたもの。しかし、文体は淡々としており、物語の悲惨さを緩和している。
これは、体裁としては多分絵本の範疇に入るのだと思うが、読む側の楽しみ方としては詩に近いような気がする。時間がある時にふと手に取ってパラリと開き、出たページをゆっくりと読む。そんな読み方が似合う本だ。
通しで読んでも大した時間がかかる訳ではない。それこそものの数分で終わってしまう。そういった即物的な鑑賞しか出来ないのであれば、価格(税込2997円)はとても高いものになってしまうだろう。もっと腰を据え、イラストの細々としたタッチや雰囲気を充分に楽しみつつ、文章の一行一行のニュアンスと、更には行間に漂うアンニュイな気分までも読み込む心の余裕が必要だ。
と同時に、これはバートン愛が必須の本w 彼の作品世界に没入出来る人でないと、ちょいと辛い。あくまで一般人立ち入り禁止な本であります。
で、ワタシの感想としては、まぁ、バートンコレクションとして持ってりゃいいか、という感じかな(爆)。つまらないとは言わないが、これ単体としてみた時の魅力はあまり感じませんでした。ワタシはやっぱり物語重視派なんですよね・・・・。あ、でもこういうキャラクターって自分でもイタズラ書きで描いた事は何度もあるので、そういうキャラクターたちをもっと膨らませてみたいと言う気持ちにはなりましたw
バートンの中ではこの作品のキャラクターのテイストが一番今作に近いでしょうね。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション(デジタルリマスター版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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