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攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [邦画レビュー]

51Q0S8KMRKL.jpg攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(監督:神山健治)※DVDオリジナル

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の感想も書いてないのでなんなんだが、最近借りて見たので・・・。

第四次世界大戦終結後の日本を舞台に、特殊装備を持つ『公安9課』の活躍を描く。
凄腕ハッカーの起こした事件として有名な6年前の『笑う男事件』。警察は必死に行方を追うものの、それ以来全く姿を見せない謎のハッカーに関するわずかな情報が公安9課にもたらされる。それを独自に追う中で9課は、その陰謀が政治的大物へと繋がっている事を知る・・・。
スカパーで放送されたシリーズ26話を、『笑う男事件』を中心に再編集した特別篇。

大元のシリーズは2002年の発表で、アニメの表現手法はここ数年の間にCGを大幅に導入する事で発展して来ており、映像手法としては若干のハンデがあるものの、今見ても充分に満足出来る作品。続編のSAC2と見比べるとやはり後者の方がネット内の表現の仕方なども凝っている事が分かるが、どちらがいいかといえば微妙なところ。逆に2の方がやり過ぎの感もあり、好みとしてはこの1くらいの方がいい気がする。

ストーリーは非常にロジカルに進行して行く。ワタシなんかはいまだに完全にストーリーを把握出来ていない気がするくらい。登場人物の多さ、交錯する策謀、政治的外交的力関係など、関連する問題が多過ぎて、ワタシなんぞの頭では処理し切れん(汗)。本当はこの世界の約束事をしっかりと理解してから見るべきなのかも。映像作品はチェックしてるけど、マンガは全く見てないのがハンデだったかなぁ。それともやっぱり少ない情報からある程度類推するだけの能力が必要なのか?

とはいえ、面白い!なんですか、この面白さは。前頭葉は疲れるけどね〜。上の話と逆説的ではあるが、とにかく練りに練られたストーリー展開が面白い!

また再編集版ということで、元の26話を見た時よりはだいぶ整理されたものになっているので話を追いやすい。元のシリーズ中では単発の話も結構はさまれていて、こんなに小難しい話なのに更にストーリーを追いづらくしていた。(ケムに巻くのがスタッフの狙いだったのかもしれん。)そういった枝葉が刈り取られて、ワタシのようなバカでもストーリーが追えるようになっているのが助かる。

枝葉の話が楽しいというのもあるが、そうはいっても幹となる話が追えないようでは作品を満喫したとは言えないもんなぁ。

そして恒例のガジェットたち。兵器系の演出とか、ウハウハしちゃうですよwタチコマもカワイカッコいいしね〜〜w


これが今回のレビューの対象作品。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2005/09/23
  • メディア: DVD

こちらは元のシリーズの1巻ね。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2002/12/21
  • メディア: DVD

こちらはタチコマのプラモ。ワタシも競って買ってしまいました。でもまだ買ってそのままです(爆)。
1/24 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG シリーズ No.1 タチコマ

1/24 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG シリーズ No.1 タチコマ

  • 出版社/メーカー: Wave
  • メディア: おもちゃ&ホビー


〈追記〉・・・・プラモを作って、レビューも書きました。ご参考に。

〈追記〉「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」もレビュー済みです。
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