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フラガール [邦画レビュー]

フラガール(監督:李相日〈り・さんいる〉)

公開前後に各所で取り上げられていたので知っている人も多いと思うが、炭鉱の町に常磐ハワイアンセンターが出来るまでを、フラのダンサー達を基軸に描いた作品だ。
フラの先生・平山まどか(松雪泰子)と、ダンサーのリーダー・谷川紀美子(蒼井優)の関係を中心に据え、他のダンサー仲間やハワイアンセンターに賭ける人々と、紀美子の家族を含めた炭坑で働く旧来の勢力とのせめぎ合いを絡めて、昭和40年の炭坑町のすす汚れた風景をバックに、現在の邦画の流行ともいえるノスタルジーの味付けを施してある。

・・・・・で、これが滅茶苦茶泣けてしまいました〜(爆)。某映画評サイト2箇所で余りいい評価されてなかったのでどうかと思ったのだが、ワタシは結構ハマった。
確かに分かりやすい泣かせシーンが多いので、乗れないとどんどん醒めて行きそうな気がするが、ワタシは松雪さんの最初のダンスシーン(とそれに見入られていく紀美子達の姿)で掴まれてから、ぐっと乗せられてしまったのが良かった感じ。ここでワタシ程乗れる人も少なそうな気がするが(爆)。
一般的には中盤で訪れる最初の別れのシーンで泣けるかどうかがポイントだと思う。ここの演出は劇中でも相当濃ゆい(爆)。ここで醒めるとちょっと辛くなると思う。
見る人へのアドバイスとしては、なるべく没頭して素直に見る事。演出云々などと考えずに、頭を空っぽにしていれば、涙ジョバジョバの世界に飛び立てるだろう(笑)。

最後のクライマックス。フラガール達の正式な初舞台では、ダンスシーンに挟み込まれるキャスト達のアップもいい表情していて余韻もばっちし。

いや〜、ホント気持ち良く泣かして貰いました(笑)。 オヤジが観に行く時は、なるべく一人で行く事をお薦めします(爆)。
 
「フラガール」公式サイト
http://www.hula-girl.jp/index2.html
 
〈追記〉いよいよDVD発売ですねぇ。

フラガールスタンダード・エディション

フラガールスタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/03/16
  • メディア: DVD


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